夢と現実いったりきたり

舞台「メサイア-暁乃刻-」感想

messiah-project.com

2/26(日)ソワレ@森ノ宮ピロティホール

 

 

まずは

 大千秋楽、本当に本当にお疲れさまでした。カーテンコールのキャストのみなさんや西森さんのお話を聞いていて、そしてそれを見守る客席の様子を見ていて、関わる全ての人に大切に思われている作品なんだな、と改めて感じました。あとお花! 普段お花ってあんまり気にしてないんですけど、公演後、余韻に浸りたくて会場外のお花を見ていたら、どのお花も意匠が凝らされていて、愛を感じました。キャラクターのモチーフを取り入れたお花だったり、メンズノンノが添えられたお花だったり、インスタグラムのお花だったり。

 

 

 キャスト挨拶が終わり、西森さんが出てきて、廣瀬くんも出てきまして。そこでのお話を聞いていて、廣瀬くんってすごく素敵な人だなあ……と思いました。元々、出演オファーは(声の出演だけでも! と言われたけど、それすら)断ってたこと。別現場で一緒だった安里くんから「燈くんがヤバい*1」って聞いて、久々に連絡して、「少しでも燈くんを元気づけられれば」と稽古場に顔を出して、そこでキャストの熱量に驚いたこと。「この作品に携わらないで、自分は本当に後悔しないのか?」って考えて、今回の声の出演に至ったということ。最後の挨拶の時、「ぽっと出の自分が真ん中にいるのは失礼だ」と言って脇に避けようとしていたこと。言動の全てが作品やキャストへのリスペクトに満ちていて、メサイアという作品を大事にしてくれているんだろうなあ、と……(私の想像ですが)。

 

 さて、今回から制作会社も変わり、新キャラクターも増えました。新章が始まったわけですが、これ、今回が初見という人はどういう感想を抱いたんでしょう。随所で「誰の話?」「何の話?」ってなっちゃうのでは? と知らない誰かのことを心配してしまいました。護の初登場からは6作目、その間に積み重ねてきたものが多すぎるので仕方ないんですけどね。ちなみに私は影青から入って、紫微を未鑑賞のまま観に行きました。感想ですか? 自分の頭を銃で撃ち抜いた上で海に沈めたいですね。

 

 

本編

 ところですごくどうでもいいんですが、今は唯一持っている翡翠ノ章のDVDを流しながらこのエントリを書いています。なんで翡翠だけ持ってるんだろう……多分会場でテンション上がってDVD予約したんだろうな(逆に、鋼は鬱になったから予約しなかったんだろうな)

 

 今回のお話は、『暁乃刻』というタイトルに全てが表れていたなあと思います。「昨日が死に、今日が生まれる」。『鋼ノ章』では、間宮の裏切りを通して「正義」を描き出している、と思ったんですが、今回は「死」に向き合った結果の「生」、を描いているのかな、という印象を受けました。最後は明るい方を向こうとするのがメサイアらしくて(というか、毛利さんらしさ、なのだろうか)好きです。「僕らは暁を知り、黄昏を越えていく」というサリュートの言葉。明けない夜はないと知ったサクラたちは、これからはどんな闇が迫ってきても、その先にある暁を信じて生きていくことができるんでしょう。

 

 ところでまだ謎だらけのサリュートですが、

 

サリュートロシア語: Салютとは、ソビエト連邦の開発した宇宙ステーションである。宇宙に長期滞在するために作られた施設としては世界初のものであった。サリュートとはロシア語で「礼砲」「花火」を意味する。

 

礼砲(れいほう)とは、国際儀礼上行われている、大砲を使用した、軍隊における礼式の一種である。空包を発射し、敬意を表明する。

 

なんか悪いやつではない気がしています。

 

 

それぞれの「死」を乗り越える

 メインは淮斗の死と向き合う護、なのですが、それ以外にも、間宮の死と有賀、新人サクラたちの蘇生、雲井蓮の死と加々美、黒子のかつてのメサイアの死・・・各人が様々なかたちで「死」と向き合って、悩んでいました。

 

 私はどうしても有賀と間宮のメサイアに思い入れがあって、有賀といつきのメサイアを複雑な気持ちで見てしまうんですけど、有賀は間宮を殺したことを乗り越えて、いつきとしっかりメサイアとしての関係を築いている、ということを実感しました。二言目には「間宮」って言ってしまってごめんね。「間宮レポート」って単語が私の心をかき乱すんだ……。

 有賀と間宮・いつきの関係だけじゃなくて、有賀と護の関係も描写されていたのがすごく好きでした。護がチャーチから離れるとき、言葉を交わさず銃を交換する有賀と護。彼らはそういえば仮メサイアだったし、二人とも自分のメサイアを亡くしているんだなあ。「銃を交換する」って、互いを信頼している証に他ならないと思います。

 「白」崎と「黒」子の対比、淮斗に生きていてほしい護とおじさんに死んでいてほしいいつきの対比も面白かった。暁を迎えられなかった黒子ちゃん。彼はまだ救われていないと思うので、今後どうなっていくのかが楽しみです。

 

 新人サクラ三人だとじゅんじゅん(小暮洵)が好きです。かわいい。何やら意味深に一嶋に話しかけていたのはどう展開するんでしょう。有賀くんになついててかわいい。髪型も有賀くんリスペクトなのかな??? というか新人が有賀くんになついててかわいい……。

 他の二人もそれぞれ気になるところがあります。万夜様はなんとなく薄幸の美少年ポジだと思ってたから、あんな生意気な感じのキャラでびっくりした。生前は死を望んでいたような発言が飛び出してきたので「心で泣いてるタイプだ、好き」って思いました。単純。御神体として扱われてきたけど中身はただの男の子だもんな死にたくなるよな。万夜様の戦闘スタイルはくるくる回るし蹴りが多くて好きです。

 小太郎*2は普通の感覚を持った子で、ネクロマンサーにも「きっと天国にいける」って声をかけちゃうような優しさがある。その優しさがいつか課題になりそうですが。万夜様とは(表面的な)相性がめちゃくちゃ悪そうですけど、ここをメサイアにするんでしょ一嶋は!わかってるんだからね!!! 万夜様は小太郎を知ってるけど小太郎は万夜様を知らないんだなー。万夜様は多分自分が原因で小太郎が殺されたと思ってそうだな……小太郎がこのことを知ったときに起こるひと悶着を想像すると俄然楽しみになってきました。

 

 

 今回、飛び込んでくる情報量が多く、鈍い脳を動かして頑張って処理しようとしていたせいで細かいことを記憶できていないのですが*3、やっぱメサイア最高、大好き。西森さんの挨拶で、メサイアが深紅で終わらなくて本当によかったな、と思いました。映画も次作舞台も楽しみです。

 

 最後に私の性癖の話をすると、一嶋係長と、有賀くんと、ハーフアップクズおじさんこと雲井蓮と、ドクタースリーが、めちゃくちゃ好きです。自分でもいい趣味してるなって思う並びですね。ハーフアップクズおじさん、死ぬには惜しい人材だった……(死ぬタイミングも最高でしたけど)。

 

 

 

*1:体力面でも精神面でも、かな

*2:メサくない名前だ

*3:すっごい頭使って観てたので、「観てると脳が開発されていく舞台だ」って思いました。西森さんによるメサイア講義を受けたい……ダメ元でアンケに書いた

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』感想

romeo-juliette.com

2/23(木)マチネ@梅田芸術劇場メインホール

ロミオ:古川、ジュリエット:木下、ティボルト:渡辺、ベンヴォ―リオ:馬場、マーキューシオ:平間、死:大貫

 

個人的には

 初の東宝ミュージカルということでいいのかな? いまいち「東宝ミュージカル」の定義がわかっていません。「東宝制作のミュージカル」のこと? 2015年版のRENTは観たんですが、あれは東宝ミュージカルなんでしょうか。わかんないや……まあ大事なことではないし別になんでもいいか。とりあえずロミジュリ観てきました。

 

 私が触れたことのあるロミジュリは、ディカプリオの映画版(1996年)のみ。現代*1版として色々設定を変えているものです。キャラクターとお話の筋はそれで大体知っていました。「ディカプリオめっちゃかっこいいけどロミオって顔以外にいいところある!? すべてのタイミングが悪い!!!」くらいに思ってそれきりだったんですけどね……。なんでチケットを取ったかというと、毎日のようにロミジュリ(特にティボルト)の話をしている人がいたのと、個人的にミュージカルづいていたのと、生協割引でB席が3,500円だったからです。取ってよかった。

 

 ところで今回のロミジュリは「過去でも現代でも未来でもない、私たちの生きている時代をも超越した地球上に生きる人たちの『ロミオ&ジュリエット』」*2。携帯電話が出てきたり、衣装や演出がだいぶ現代的だな~、でも「現代版」と言うにはキャラクターの考え方や制度や両家の確執なんかが古めかしすぎるな……文明は発達したけど文化はそのままなパラレルワールドかな……と思ったのは大体正解だったっぽいです。あー、パンフ写真をレスリー・キーに撮ってもらえるのめっちゃ羨ましい。そう、完全版のパンフを買いました。あんまり買う気なかったのにめちゃくちゃ欲しくなって買ってしまいました。ビジュアルブック正味最高では? 古川くんと渡辺さんのページで失神しました(美しすぎて)。

 

 

感想(主にマキュ)

 もうすでにダダ漏れていると思いますが、ロミジュリに予想の100倍くらいはまってしまってます。ストーリーもキャラクターも知ってるのになんでそんなに心揺さぶられるの、と思いました? 大体マーキューシオのせいです。観終わってからずっとマキュちゃんのことを考えて泣いてます。以下、マキュについての感想です。

 

 マーキューシオはもう出てきた瞬間から好きだな~~と思って(ああいうキマってる役はやっぱり好きになってしまう)、「憎しみ」でベンヴォーリオにナイフを取り上げられてたり、キャピュレットの女ひっかけにいくべ!って言ってる時の動き(手で女体のカーブを描いて腰を振る)がめっちゃ下品で最低だったり、「マブの女王」の恋の火遊びを~♪のあたりで歌詞に合わせて手でハート作ってたり*3、一幕の時点でめっちゃかわいい!!!!

 

 そして二幕でティボルトへの執着が見えた瞬間からマキュへの感情が「かわいい」から「つらい」に変りました。決闘のシーンで、マキュはティボルトに「お前は昔からずっと俺を蔑み憎んでいた」と声を荒げて挑んでいくものの、ロミオが割って入ったことでティボルトに刺されて死ぬ。幼少期のマキュとティボの間に何があったの!?!?!?!? このシーンの何がつらいって、マキュは前述の通りティボルトに激しい執着があるけれど、ティボルトにはそれが見えないところです。ティボルトが執着しているのはジュリエットであり、この日モンタギューのところに赴いたのもジュリエットを奪ったロミオを殺すためなんですよ。マキュのことも普通に蔑んで憎んでたとは思うんですけど、それは「モンタギュー側の人間だから」という理由以外なかったんじゃないかな……。

 

 そう思って決闘の冒頭でティボを煽るマキュ*4を振り返ると、ティボにめっちゃ構ってもらいたがってるように見えてくる。本当に何があったの??? マーキューシオのことを考えていて、ロミジュリって結構余白が多いお話なんだなと気が付きました。両家の確執の原因もわからないし、マーキューシオが「モンタギュー家」ではないのにモンタギューについててめちゃくちゃ反キャピュレットなこととか*5、マーキューシオとティボルトの確執とか、ティボルトとキャピュレット夫人の関係とか……「ここはどうなってるんだろう」「なんでこうなってるんだろう」と考え始めると止まらない。物語で示された要素をつなぎ合わせて自分勝手に解釈していくのがめちゃくちゃ楽しい……。マキュのこと考えすぎてつらいから、カテコで笑顔なマキュちゃんを見るだけで泣けてくる。

 

感想(マキュ以外)

 ベンヴォーリオ、好きです。付き合いたいです。一見仲間想いの好青年だけどニートな上にめっちゃ浮気しそうなベンヴォーリオめちゃくちゃ好きです……というのは置いといて、彼は若い登場人物の中で唯一生き残るんですよね。元々はキャピュレットへの憎しみをもっていたんですけど、事件によって憎しみ合うことの無意味さに一番に気が付くのは彼です。マキュティボの死、ロミオの追放、それでもなおお互いを憎しみ合う両家に「せめて(マーキューシオとティボルトが死んだ)今日だけは」と訴えかける様子とか、「もう残ってるのは俺とロミオだけだ、俺たちはなんでも打ち明けてきた」とロミオにジュリエットの死*6を伝えにマントヴァまで行ったのに、取り乱したロミオ(ジュリエットのことしか頭にない……)に突き飛ばされて「クソッ!」って吐き捨てて去る様子とか……。ロミオ/ジュリエット、マーキューシオ/ティボルト、が両家で対になっている中、キャピュレットにはベンヴォーリオの対がいないんですよね。だから彼が生き残って……(つらくなってきた)。やっぱり結婚してくれベンヴォーリオ。

 

 個人的にめちゃくちゃ気になったのは「死」。両家の争いの場面では必ずそっと立ってるんですよ。最初は三階に佇んでいて、黒いからカラスみたいで不気味、と思ってたらいつの間にか二階、地上、と降りてきていて。しかもその動きが特別強調されることもなく、本当に自然と、ぬらぬらと迫ってくるのが薄気味悪くてどきどきしました。二階から地上への降り方が個人的に好きです。「死」の動きを追うと結構面白そうなんですが、そっちに集中してるとメインのストーリーがいつの間にか展開しちゃう。複数回観るならチャレンジしたかったなあ。ラスト、両家が手を取り合うと「死」がめちゃくちゃ苦しみ出して死んでしまうんですけど、そこを見ようと思うと目線を上にしないといけなくて……地上の人々の動きも見たいし「死」も見たいし……って結構大変だった。ロミオと「死」の舞踏は超たぎりました。数年後の三浦くんに「死」やってほしいよ~~。ところでロミジュリ初夜で「死」が上半身裸になってなぜ!?と思ったんですが、あれってロミオが脱ぐから「死」も脱いだんでしょうか。そうすると上半身裸で舞ってたのは初夜のメタファーということになってしまい……まあいいです!

 

 私は今まで「Wキャスト」ってなんのためにあるんだろう……スケジュールとか体力の問題かな? と思っていたんですが、なんとなくわかった気がします。今回はひと公演だけなのでWキャストが観られないんですが、めちゃくちゃ小野マキュの解釈も観てみたい。同じキャラクターを二人の役者が演じると解釈がめちゃくちゃ広がりそうです。

 

 こんなにロミジュリで心かき乱されると思ってなかった。次またやってくれたらいいな~。円盤出してほしいな~。

 

 

*1:1996年当時の「現代」なので今観るとだいぶ古いけど

*2:パンフより

*3:しかも多分人差し指と中指でつくるタイプのハート

*4:「いつからロミオのこと好きになったんですかあ~~~?」最高

*5:これについては「反キャピュレットというより反ティボルトなのでは」という仮説を立てました

*6:んではいない

ミュージカル「手紙」感想

ミュージカル『手紙』2017 OFFICIAL WEB

2/11(土)マチネ(太田) @新神戸オリエンタル劇場

 

 

 ミュージカル『手紙』を観ました。2016年にやっていたものの再演、ではなく「再挑戦」版だそうです。原作未読だし、新神戸ってちょっと行くのめんどくさいし……とスルーしてたんですが、スレイジーにハマったこと*1、周囲で評判も上々だったこともあり、急遽観ることにしました。観てよかった!

 

 

「人殺しの弟を世間は許さない」

なんて聞いて、「許す/許される」がメインのお話なのかな……と思っていました。でもそうじゃない。殺人の事実が消えることはないから、その罪も許されることはない。直貴も、ずっと「人殺しの弟」と指をさされつづける。それは当然の仕打ちであり、差別されるのは仕方がない。なぜならこの世はユートピアではないから――という社長の言葉は、わかるけれど、すんなり受け入れるには抵抗があるというか、もやっとしたままです。確かにこの世はユートピアじゃないし、直貴への差別がやむことはないんですけど、それを「当然」というのは何だかなーと、思っています。社長だけじゃなく、『手紙』の登場人物は全員引っかかるところがあります……。

 

とりあえずしんどい

最後の手紙を送るまで、直貴が兄を直接責めることはありませんでした。自分が迫害されていることも伝えなかった。兄が殺人を犯した原因は自分にあること、兄の寄る辺は自分(との手紙)だけであること、を理解しているからこそ、出来なかった。一人でどんどんぼろぼろになっていく(精神も、見た目も)直貴を見ているのは本当にしんどかったです。兄からの手紙が、まるで直貴を縛る鎖のようだった。それなのに、兄は全くそのことに気が付いてないんですよね。そこがめちゃくちゃきつかった。

 

ラスト

この作品はなんといってもラストシーンが一番良いな……と思いました。余計なものが一切排除された、二人だけの無音の時間が続くシーン(かなり長かったと思うんですけど、何秒くらいあったんだろう)。あの時の兄の表情がものすごくて、一気に心を奪われました。吉原さんすごいなあ。それに対峙していたもっくんもすごい。直貴は本当に頑張ったのだな、と感慨深くなって泣いてしまいました。

 

こまごまとしたこと

・もっくんが少年に見えて驚いた! ガラスの少年時代っぽい(?)

・もっくんの声は聞きとりやすい

・スペシウムのあらゆる意味での「大学生バンド」っぽさが面白すぎる

・直貴がバンド脱退した後の「人殺しの弟~♪」での祐輔の動き。曲の前の「お前の兄貴を殴ってやりたい」的な台詞を受けてか、新聞記事の兄の写真を殴っているところとか、手を伸ばす直貴に背を向けるところとか、気になる

・ハッピを着て踊る藤田玲さん(おもしろい)

・保育士の加藤良輔さん(かわいい)

・刑務所の時計の曲?の加藤良輔さんのパフォーマンスがめちゃくちゃ好き

・朝美が『GO』の椿とダブってめちゃくちゃむかついた

 

 

 

 

 メサイア森ノ宮ピロティホールに移った(次作はサンケイホールブリーゼだそうですが)ので、今年はご縁がなさそう……と思っていた新神戸オリエンタル劇場、早い段階で訪れることになりました。やっぱり椅子がふかふかだ〜〜。家から近ければなあ。

 

 

*1:キャストが結構かぶっている

1月のまとめ

 

早いもので1月が終わります。び、び、び、びびる……。1月に観たりはまったりしたものが色々あるのに書けてなかったのでざっとまとめておきます。

 ミュージカルテニスの王子様 青学vs六角公演(メルパルク大阪)

www.tennimu.com

tsukko10.hatenadiary.jp

テニミュは良い」って信頼できるのがすごいなって思います。最近は氷帝が愛おしくて愛おしくて仕方がありません。

 

 

ワンコイン文楽国立文楽劇場

www.bunrakuza.com

これ、途中までレポ書いてたんですが書き上げてないですね……。簡単にいうと、近畿圏に在住・通学通勤しているU-30の人は500円で文楽が見られる(見る前のレクチャー付き)というプロジェクトです。うーん、レポ書けるといいな……。

 

劇団柿喰う客『虚仮威』(ナレッジシアター)

柿喰う客

 ずーっと柿喰う客の公演を生で観てみたかったんですがようやく叶いました! スケジュール的に結構ぎりぎりまで悩んでたんですけど、えーい!買ってしまえ!と思い切って買いました、地獄席*1。ナレッジシアターの最後列、どこが地獄なんだ!? というくらい観やすいし後ろの人を気にしなくて済むのが良かったです。あ、でも開演後の入場は全部後方からだったので序盤はいちいち明るくなるのはちょっと煩わしいかもしれないです。感想また個別で書きたいなーと思ってはいます……。

 

ルーヴルNo.9

manga-9art.com

虚仮威と同じグランフロントで開催されてた展示。ルーヴル美術館で「9番目の芸術」とされるバンド・デシネ(漫画のようなもの)、日本の漫画でルーヴル美術館を表現する……というものです。めちゃくちゃ凝った展示で、(来場者を含めて)この展示自体が1つの作品として成立しているなと思いました。しかし、「ルーヴル美術館」の力はすごいなぁ……としみじみしました。展示物が素晴らしいだけでなく、その容れ物自体に価値が生まれるってすごいことです。ところで来場者の8割は荒木飛呂彦ファンなの?というくらいに当該コーナーが混んでいました(これは普通に文句です)。

 

 

ドラマ「大阪環状線

www.ktv.jp

大阪環状線の駅を舞台に繰り広げられる、様々な愛についてのオムニバスドラマ。見たい回しかみてないんですけど、関西でしか放送してないのがもったいないな〜〜と思いました(VOD配信はあるみたいですが)。去年放送分だとパッチのよしくん(中山義紘)が出てる3話と、大野拓朗碓井将大の8話、今放送してる分だと百瀬朔くんが出てる1話、を見てもらいたい……。役者がかわいい……。

 

ドラマ「バイプレイヤーズ

www.tv-tokyo.co.jp

ツイッターでもバイプレイヤーズの話題で持ちきりですが、例外なくはまっております。松重さんとエンケンさん、ちょー好きなんだよな……(顔が)。テレ東には足を向けて寝られない。トータルの推しは松重豊です。

 

ドラマ「男水!」

tsukko10.hatenadiary.jp

アツいですね……冬だけど……。みんなリアタイ実況してるTLを見ながら私はA3!をやっています。関西は遅れての放送なので、孤独です。

 

ドラマ「猫忍」

neko-nin.info

なんでみんな*2見てないの!?!? めっちゃかわいいのに……主に大野拓朗青木玄徳が……。

 

ゲーム「A3!」

www.a3-liber.jp

さんかくさんかく〜〜!な廣瀬目当てで始めてみました。ゲームってすぐに飽きてしまうので、これもどうかな〜〜と思ってたんですが、期待以上に面白くて予想以上にはまっています。三角くんが演技をするシーンで、廣瀬が演じる三角くんが役を演じている……という状況をどう咀嚼すればいいかわからないながらもなんかすごい!と思いました。「演技が上手い」設定のキャラって難しそうだなあ。結局、茅ヶ崎至が好きです。

 

club SLAZYシリーズ

tsukko10.hatenadiary.jp

これが一等賞です。AWまで観ました。ファイナルの配信がないことに困惑しています……先にライブを観るしかないのか……。

 

 

 大体こんな感じの1月でした。来月はメサイアとロミジュリがあるので気張っていきましょう。

 

*1:最後列、1000円で買える

*2:当アカウントのTL

2017観劇初め(テニミュ六角公演みてきた)

f:id:tsukko10:20170111092955j:image

2017.1.7-8@メルパルク大阪

 

観劇初め

テニミュ六角公演をみてきました。2017年観劇初めです。そういえば去年もテニミュ(山吹)から始まったんだな、となんだか感慨深くなってしまいました。つまりテニミュを生でみてから1年! 今回はテニミュ初生観劇の友人2人を連れて1回、いつもの友人とともに1回、と2回みました。両方サイドシートです。1日目は2階席のめちゃくちゃ下手で、下手側のベンチがほぼ見えなかったのですが、2日目は1階席で通路横くらいだったのでほぼ見切れなしでした。というか普段先行でチケット取っても基本サイドブロックなので、いつも通りだなって。

 

1日目

青学は、初公演にしてはだいぶいい滑り出しなのかなと思いました。顔が好きだな……と思ってたマキシマムが歌上手くてびっくり。ところで大石は手塚のことをなんだと思ってるんだ。

前回公演で氷帝(というか三浦跡部)に落ちた身なので、氷帝のターンでめちゃくちゃテンションが上がってたんですが、めっちゃ尺取ってるな〜〜(好きなので嬉しいんですが)。カテコで跡部様が氷帝を呼んで全員で挨拶するとき、ちょっと笑っちゃってた三浦くん、めちゃめちゃにかわいかったです。幕下りるときにお手振りがあったんですけど、高貴なお手振りでした。好き……!

ところて、アンコールは基本ステージ上の跡部様を見ていたんですが、近くまで不二がやってきたときはさすがにそっちを見ました。定本不二、見ててなんとなく不安になる顔で好きです。

新EC曲、唐突に振り付けを要求してきて面白かったし、後ろにHOT!って出てくるの反則だと思います。

 

2日目

正直、1日目は、歌詞が本当にわからないし、曲中の台詞もなんだか聞き取りづらいし、六角は元気で仲良しだなァ……と思ってたら試合が終わった感じで、うーん……と思ってたんです。でも2日目にはするする入ってきて、1日目の10倍くらい面白くなった。1階席と2階席で聞こえ具合が違うのかな?と思ったんですが、友人は聞き取れないと言っていて(それもミュージカルとしては問題ではあるんですけど……)、これはもう、ストーリー展開を知っているか否かの問題なのかな。私は原作を少ししか読んでいないし、テニミュも3rdからなので、ストーリーは公演をみて初めて知るので……。山吹と氷帝は初見でもエモい!エモい!って騒げたんですけど、六角は2回目に「いっちゃんが泣いてる!」って気づいて静かなエモを感じました。あとサエさんがかっこいい。横を通っていったときにいいにおいがしました。チュー♡ハグハグ♡でのサエさんの嫌味のない投げキッスが大好きです。

 

 

跡部様のソロ

どうやら賛否両論あるみたいですが(あれは跡部ソロというよりもはや三浦くんの曲になってる、とかそういうことかな? 違うかな……どちらにせよ私にはその観点からものを言うことは出来ないので置いておきます)私は大好きです。本当に歌が上手くなっててびっくりしました。氷帝のときの5倍くらい上手くなってませんか。わからないんですけど、ここでこうして歌って踊っている三浦宏規を目撃できてよかった……という気持ちです。この子の行く末を見てみたい!という欲求が湧いてくるような感覚は久々です。

 

 

ライブビューイングにも行くぞ!と意気込んでいたんですが、どうやらインターンと被っているらしいです。どうにかして行けないかな。

 

 

 

スレイジーって、最高じゃん!(Club SLAZY初見感想ログをトゥギャりました)

 

あけましておめでとうございます

めでたく就活イヤーです(めでたくない)。年越しは寒い中くるりと岡崎体育とキヨピー*1と共に過ごしました。ということで、今年は去年以上に無理せず観劇を楽しみたいです。でも色んな現場に行ってみたい! 近々文楽には行きますとりあえず*2。ちなみに観劇初めはテニミュ六角です。色々あって二日連続で観ることになりました。楽しみだ~。

 

ところで

先日幕を下ろしたと思いきや2017年にドラマ化するらしいクラブスレイジーを観ました。

 

www.clie.asia

僕らのクリエちゃん制作のオリジナル作品。「俺だけのところへおいで・・・」(怪しい!!!)

 

気前よく貸していただいて(レターパックで)本当に感謝です。まだ1と2のみですが、完全にドハマリの予感です。こんなことになるならもっと早く観始めてライブいけば良かったんじゃ? という・・・。後から見返して笑う用に、初見の感想ツイートログを残しておきます。ちなみにディープくんとブルームさんが好きです。

 

 

togetter.com

初トゥギャり。全然関係ないのですが、ツイッターでお友達になってもらえると嬉しいです。

 

新年そうそう最高なものに出会えて幸先がいい! みんなスレイジーを観よう。

 

*1:関西(京都?)で超局地的に超知名度の高いラジオDJ。カウントダウンで超強い上着を着ていた52歳 

www.instagram.com

*2:手を出したいと思ってるのはTRUMPシリーズと劇団Patchの本公演とOSK歌劇団です。

2016年ふりかえり

 

師走に入り、すっかり寒くなりました。ちょっと早いですが今年を振り返ってみようと思います。個人的には、思わぬコンテンツに色々はまった年でした。テニミュLDH、それからKpopも(局地的にですが)。きっかけさえあれば何にでも興味が湧くの、もしかして人生を楽しむのにすごく向いてるのでは。

 

 

●舞台

1月

テニミュ3rd山吹

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薄ミュ新選組奇譚

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2月

劇団Patch4期生お披露目公演

〈企画パート〉

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〈芝居パート〉

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3月

ETERNAL CHIKAMATSU
ペダステ総北新世代
ガールズビジネスサテライト

まとめての観想のみ。

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4月

ハイステ再演

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5月

ナミヤ雑貨店の奇蹟

感想書いてない・・・。面白かったです。

 

ドリライ

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7月

ブラステファイナル

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Kステロスモワ

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8月

薄ミュLIVE2

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テニミュ3rd氷帝
Kinky boots

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9月

つむ鴨

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テニミュ3rd氷帝大楽ライビュ

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11月

ハイステ烏野復活

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舞台を観てないのは6月、10月。12月も特に観劇予定がありません。

6月は免許とってました。あとは何してたんだろう……。今年の手帳が気に入ってなくて、6月~9月くらいの予定が全然記録されてないです。10月は大学の発表準備してたり、レッドレイン観たりはしました。今も発表準備とか説明会とか、主に現実の方面で忙しいです。悲しいですね。

 

 

●舞台以外ではまったもの

HiGH&LOWシリーズ:年間通して

ドラマ「仰げば尊し」:8月~9月

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ハイローはこれからもどんどん続いていくようなので安定して楽しめそうです。仰げば尊しはもう未来永劫円盤化も再放送もされない(悲)から俺たちで語り継いでいこうな・・・の気持ち。

 

 

 

とりあえず年明けにはテニミュ六角公演とか、初の生文楽とか、少し後にはメサイアとか、が控えています。虚仮威も観に行きたいな。Patchも本公演が観に行けてないので、行きたい・・・。いや、仮にも就活生なんで就活メインで頑張りますけど、合間合間にいろいろ観たいな~~。舞台に限らず、おすすめがあったらガンガンプレゼンしてもらいたいです。それから、今年は観たものの感想をちゃんとつけられていないことも多かったので、来年はちゃんと全部書きたいなと思います。時間が経つといろいろ忘れてしまう。