この夢を終わらせたりなんかしない:『NCT DREAM TOUR "THE DREAM SHOW" - in JAPAN』
1/26(日)18:00@東京国際フォーラムホールA
NCT DREAMってすごい。NCT DREAMって楽しい。THE DREAM SHOWは、そんな感情でいっぱいになるコンサートだった。
SET LIST
- GO
- Drippin'
- 119
- 1,2,3
- We Go Up
- STRONGER
- Dunk Shot
- Chewing Gum
- Dream Run
- Best Friend
- Walk You Home
- Candle Light
- We Young
- My First and Last
- My Page
- Bye My First...
- Don't Need Your Love
- Fireflies
- Trigger the Fever
- BOOM
- La La Love
- Beautiful Time
感想
NCT DREAM初の日本単独コンサート、THE DREAM SHOW。シズニーの夢の中に僕らDREAMが入り込むというのがテーマなのだ、とヘチャンは語っていた。その言葉の通り、夢のようなコンサートだった。楽しくない瞬間がないって、本当にすごいことです*1。
2時間半は飛ぶように過ぎた。イントロ〜GOのように、透過型スクリーンをうまく使った凝った演出は見ているだけで楽しい。メンバーひとりひとりがワイヤーに吊られて「夢の中に入り込む」ことを示すのは、自然とコンサートに集中できるうまい導入だな……と思う。どうしてもわたしはジャニアイのタイタニックのシーンを思い出してしまうのだけどそれは個人の問題です。
緩急が心地よかったセトリの中でも、特にDon't Need Your Love〜Fireflies〜Trigger the Feverの流れが良すぎた。Trigger the Feverについては、サッカーの応援ソング然としてるなあ*2以上の感想を持っていなかったのに、DREAM SHOWを経たいま歌詞を読むとNCT DREAMとわたしたちのことを歌っているようにしか思えないから不思議。ライティングの妙もあって盛り上がるしかないというか、勝手に身体が踊りだすというか、あの瞬間はフェスだったし*3、DREAM SHOWを思い出すときは、いつもあの光景──真っ白なライトに照らされながら跳ねるNCT DREAMの笑顔になると思う。わたしにとってはTrigger the FeverがDREAM SHOWの総括だ。
正直に言うと、わたしはNCT DREAMについて語る言葉をほとんど持っていない。曲もパフォーマンスもメンバーも好きだけれど、深いところまで知っているとは言えないからだ。そもそもアイドルについてファンがなにかを知っていることなんてあるのか、という話もあるけれど、とにかく、わたしは「あのときの表情は……」みたいな解釈を加えることができないという意味で、NCT DREAMのことをわかっていない。だけど、NCT DREAMを一過性の夢で終わらせてはいけないことだけはわかる。
NCT DREAMもDREAM SHOWも、夢なんです、ただしく。楽しくて、やさしくて、キラキラした夢の空間。それはそうなんだけど、夢なんだからいつかは醒めるんだよ、なんて誰が決めたんだ。刹那のきらめきをエモーショナルなものとして消費するの、反対!永遠に枯れない花をつくろう*4。みんなで永遠に醒めない夢を見よう。
ぼくたちのはじめての日本でのライブ!!たのしんでくれましたか? - ジェノ
もちろん。
ぼくたちはみなさんとの夢のような時間がさいこうにたのしかったです!! - ヘチャン
わたしも楽しかったよ。
たくさんの愛でしあわせな時間をつくってくれて、ありがとうございます! - チソン
こちらこそありがとう。
今日、みなさんとつくることができた想い出をずっとずっと宝ものにします。 - チョンロ
わたしもずっと宝物にします。
みなさんにとっても、いつまでもキラキラかがやく想い出になってほしいです。 - ジェミン
当たり前だよ!
これからもみなさんと同じ夢をみて、宝箱をたくさんうめていきたいです! - ロンジュン
宝箱に収まりきらないくらい、いっぱいいっぱい夢を見よう。
追記:ヘチャンの歌声は国宝だから早急に声帯に保険をかけたほうがいい。
さらに追記:いちばん好きなチョンロくんが思った以上に少年然としていて戸惑ってしまったので、ジェノくんを応援します。と思ったけど様子のおかしいナジェミンおじいちゃんのことが頭から離れません。