夢と現実いったりきたり

Beyond LIVE『SuperM - Beyond The Future』

 

4/26(日)@(任意の場所)

 

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 COVID-19の影響でアイドル(だけではないけれども)のオフライン活動が制限される中、SMエンタが打ち出したのは無観客のコンサート配信、Beyond LIVE。他の無観客コンサートと何が違うんだ……とプレスリリースを読んでみたところ、

 

‘Beyond LIVE’とは無観客の中、今までにない技術を使った演出やデジタルペンライト、そしてオンライン上でアーティストとリアルタイムでコミュニケーションを取ることが出来る等、同時に全世界をつなぐ今までのライブ配信とは一味違ったものとなっています。

ユニバーサルミュージック公式サイト

 

 だそうです。AR演出と観客とのコミュニケーションあたりがBeyond要素なんだろうな、ととりあえず理解はした。

 そんなBeyond LIVEはSuperMを皮切りに、WayV、NCT127、NCT DREAMと、4週連続SM春のネオシティまつりの様相を帯びている。SuperM以外NCTやないか!って言いつつも毎週見る予定。なぜなら僕は民草だから。

 

 色々なエンタメが無料配信されることが多くてありがたいと思う反面、若干もやもやしてるところがあったから、課金制でよかった。無料配信が悪だとは言わないけど、エンタメだって労働だし、労働には対価を払うべきでしょう。あまりにもお金が欲しすぎてしっかりきっちり1分単位で残業代申請してる身だから余計にそう思うのかもしれない。KANEKURE!!!*1

 

SET LIST

  1. I Can't Stand The Rain
  2. GTA(Taeyong)
  3. Dream In A Dream(Ten)
  4. New Heroes(Ten)
  5. Move(Taemin)
  6. Want(Taemin)
  7. Super Car
  8. Bass Go Boom(Lucas)
  9. Betcha(Baekhyun)
  10. UN.village(Baekhyun)
  11. Highlight Medley
  12. Tiger
  13. 2 Fast
  14. Baby Don't Stop(Taeyong,Ten)
  15. Talk About(Mark)
  16. Confession(Kai)
  17. Spoiler(Kai)
  18. No Manners
  19. Jopping

 

感想

 SuperMの活動を全然追ってなかったからかもしれないけど、新鮮に楽しめた。特にソロステージにはとてつもないパワーがあって、それぞれパフォーマンス力がある人たちが集まったのがSuperMなんだな、というのをしみじみと感じた。七者七様の求心力があって面白いし、いろんなことを傍にのけておけばSuperMのコンサートは楽しいものなのだと思う。

 わたしはテヨンペンだから、ぬいぐるみを抱えたテヨンがショッピングカートに入って登場した*2時点で「あ、ここまででチケット代の元取れたな」とすら思った。まだ2曲目なのに。というか今のビジュアルが本当に好きで好きでたまらない。ピンク髪自体もヘアスタイルも本当にかわいいし、金髪テンさんとのビジュアルの相性もすこぶるよくて、このビジュアルのBDSは神の采配かと思った。見た目もダンスも全然似てないのに双子に見える不思議なコンビ、テテン。もっとこのコンビで活動させてほしい。

 

▲テンさんの髪の跳ね具合からして最高

 

 テヨン以外で最も目を引いたのはカイくん。あんまり長い間見ているとうっかり好きになってしまうかもしれない、と思ってちょっと目を伏せた。そもそも見た目が好きなのに、あんな風に踊られたら困る。好きになったらやばいタイプな気がするし、せめてスーツだけは規制してほしかった。 

▲わたしはダンス担なんだよ!!!って泣きながら見たDance Practice

 

 ちなみにデジタル連番*3をしていた友人はマークペンで、マークソロが始まった途端返答が途絶え、かわりにスクリーンショットを連写する音だけが聞こえてきた。もはやそっちにウケてしまってマークソロを冷静に見られなかった。愛は人を狂わせるのかもしれない。

 

 コンサートも舞台もやっぱり現場に出向かないことにはなあ、と考えている今日このごろだったから期待半分・不安半分の心持ちで臨んだけれど、「配信」という形態だからこその演出が映える、よいライブ体験になったと思う。新しい試みで手探りな面は確かにあったものの、そのあたりは今後ブラッシュアップされていくんじゃないかな(幸か不幸か無観客形式のライブは今後まだまだ続く気がするし)。ファンとのオンライン交流タイムに関して特に賛否両論あるんだろうけど、個人的にはテミンさんの日本語能力にいちいち「かっこいい!!!」ってわいわいやってるSuperMの面々、みたいなほっこりタイムに癒されたからまあナシではないかな……。背景に大量のファンが写し出される光景は多少怖いけど。少年倶楽部の番協と張れる。

 というかSuperMって、もしかしなくてもぽや〜んとしてる子が多くてツッコミ不在の集団ですか? ずっと平和でかわいいけど。その中で話を回してたベッキョンさんは本当にお疲れさまでした。

 

 新曲のハイライトメドレーやTigerを見る限り、次のカムバはデビューEPよりも好みな感じがするし期待を寄せつつ、やっぱりはやく無観客じゃないコンサートが出来るといいな、と願っております。

 

 

 

*1:

*2:自分の願望が見せた幻じゃないことを祈る

*3:通話をつないでいただけです