夢と現実いったりきたり

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このブログについて

 

ひたすら好きなもの・目にしたもの・考えたことを綴っているブログです。舞台の感想がメインになると思いますが、書きたいときにゆるっと書いています。全てはわたし個人の主観です。

 

ブログタイトルはふぇのたす「スピーカーボーイの一節から頂戴しました。

 

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この日常大半はどうして言ったことが実現もしないの

その約束ほとんどがそのまま夢と現実いったりきたり

 

全体的に見るとシチュエーションは違いますが、劇場という非日常=夢に足を運んでいる自分の姿になんとなくカチッとくる気がしてつけました(たぶん)。

 

 

これは余談ですが、

 

あなたスピーカーのように大声あげているけれど誰かの言葉でしょう 

 

この歌詞もすごく好きで、舞台の感想にしても何にしても、人の口を借りるのではなく自分の言葉で綴ろう!というのがモットーです。

 

 

自己紹介

 

つっこと申します。本名からついたあだ名を3回くらい変形した「つゆ子」を更にくずしてつけました。そろそろ苗字をつけたいです。

 

関西在住の学生ですが、もうすぐ関東在住の社会人になります。せっかく東京にはコンテンツが溢れているので、たくさん楽しめるといいなと思います。

 

何に関しても生かじり、逆にいえば何でも楽しめるので基本的に楽しいです。「美しい」と感じるものは何でも好きです。欲望のままに動いています。今は舞台や俳優について見る・考えることが多いです。

 

SNSなど

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雑多なことをたくさん呟いているのでうるさい&鍵を開けたり閉めたりしますが、気にせずフォローしていただけると嬉しいです。

 

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匿名質問できるようにしてるので、なにかあればこちらにどうぞ。質問じゃなくて誤字脱字の指摘や、作品解釈について教えてもらえると(わたしが)うれしいです。

 

 

 

 

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再演したら観たい/観てほしい作品

お題「再演したら観たい/観てほしい作品」

 

 まず自分が書きたいし、他の人のゴリ押し作品も知りたい……と思ったので、こんなお題を作成してみました。ご自由にお使いください。ていうか、書いてほしい

 

 

 

再演したら観たい作品

フランケンシュタイン(2017)

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ストーリー

19世紀ヨーロッパ。科学者ビクター・フランケンシュタインは戦場でアンリ・デュプレの命を救ったことで、二人は固い友情で結ばれた。“生命創造”に挑むビクターに感銘を受けたアンリは研究を手伝うが、殺人事件に巻き込まれたビクターを救うため、無実の罪で命を落としてしまう。ビクターはアンリを生き返らせようと、アンリの亡き骸に今こそ自らの研究の成果を注ぎ込む。しかし誕生したのは、アンリの記憶を失った“怪物”だった。そして“怪物”は自らのおぞましい姿を恨み、ビクターに復讐を誓うのだった…。

 

コメント

 元は韓国ミュージカルで、今年初来日した『フランケンシュタイン』。上演時にも結構感想が回ってきたりして、面白そうだな~~と思いつつスルーしてました。フランケンシュタインの亡霊(ほめてます)がタイムラインにいて、私もだんだんめちゃめちゃ観たくなってきまして……というかなんで観なかったの!? 絶対好き……じゃない? わかんないけど……。まず面子が強いと思う。再演されるんじゃないかな~~と思うんだけど、まだ初演から半年なのでどちらにせよ長い間おあずけになりそうです。

 

 

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2004,2005,2007,2008,2009,2012)

 

www.hedwig2017.jp

 

ストーリー

愛と自由を手に入れるため性転換手術を受けたものの、手術の失敗によって股間に「アングリーインチ(怒りの1インチ)」が残ってしまった、男でもあり女でもあると同時にそのどちらでもないロックシンガー、ヘドウィグ。

幾多の出会いと別れを経験し、傷つき倒れそうになりながらも己の存在理由を問い続け、「愛」を叫び求める姿を描いた本作は、ブロードウェイをはじめ世界各国で公演され、熱狂的な支持を受けた傑作ロック・ミュージカル!!!

 

コメント 

 めっちゃ上演されてる!!! 人気あったんだろうなあ……。2012年の後だいぶ空いているのでそろそろ再演ないでしょうか? 今年秋にはオリジナルキャストが来日するそうです(公式サイトが2017年版しかありませんでした……)。観たい。映画版も観たことがないのでまずそちらから始めてみようかな? 「ヘドヘッド」と呼ばれる熱狂的ファンがついているということで、めちゃくちゃ好きになるかからきし駄目かのどっちかだろうなあ……。高確率で好きだと思うんですけど……!

 

露出狂(2010,2012,2016)

www.parco-play.com

 

ストーリー

高天原高校サッカー部に入部した〈佐反町〉〈白峰〉〈比留〉の3人はその圧倒的な実力が災いし、入部早々先輩たちと対立する。
同じ1年生の〈御器〉も含めた4人は、退部を掛けて上級生と真剣試合した結果、あっさり勝利をおさめてしまう。高天原高校サッカー部は1年生4人だけで再スタートを切ることになった。
とにかく、勝ちたい。
とにかく、勝てるだけ勝ちたい。
勝つために必要なのは最高のチームワークだと悟った彼らは、驚異的なまでの結束力を築く。
わずか3年で強豪校として全国に名を馳せるまでになった高天原高校サッカー部の掟とは?
個人の能力とチームの結束力を飛躍的に伸ばした秘訣とは?
部活という閉塞的社会で巻き起こる男同士のプライドを賭けた泥試合!!

 

コメント

 これは2016年版をまわりの人たちが観に行っていた記憶があります。チームが3つあってキャストが大勢いたので、若い才能発掘としても面白そうだな……と思ってみていました。ただ、実は一番気になるのが2010年のオリジナル、女子校版。あらすじや人の感想を読んでる感じでは、なんとなーくその方が私の中でしっくりくる気がする(気がするだけだけど)。もし再演やるなら女子校版と男子校版両方一緒にやってくれないかな!?(マジで?)再来年あたりやりません?

 

 Being at home with Claude-クロードと一緒にー(2014,2015,2016)

www.zuu24.com

 

ストーリー

 1967年 カナダ・モントリオール。裁判長の執務室。
 殺人事件の自首をしてきた「彼」は、苛立ちながら刑事の質問に、面倒くさそうに答えている。男娼を生業としている少年=「彼」に対し、明らかに軽蔑した態度で取り調べを行う刑事。部屋の外には大勢のマスコミ。
 被害者は、少年と肉体関係があった大学生。
 インテリと思われる被害者が、なぜ、こんな安っぽい男娼を家に出入りさせていたか判らない、などと口汚く罵る刑事は、取り調べ時間の長さに対して、十分な調書を作れていない状況に苛立ちを隠せずにいる。
 殺害後の足取りの確認に始まり、どのように二人が出会ったか、どのように被害者の部屋を訪れていたのか、不貞腐れた言動でいながらも包み隠さず告白していた「彼」が、言葉を濁すのが、殺害の動機。
 順調だったという二人の関係を、なぜ「彼」は殺害という形でENDにしたのか。
 密室を舞台に、「彼」と刑事の濃厚な会話から紡ぎ出される「真実」とは。

 

コメント

 これは2019年に再演予定だそうで、絶対観に行きたい。2016年版は「Lecture-Spectacle」という形式だったけれど、2019年版はどうなるんでしょう。2015年、2016年と「彼」を演じた松田凌くんはもう出ないんだろうなとなんとなく思ってる(めっちゃ観たいわ)。これ観てたら次「彼」をやるのが誰なのか予想する楽しみもあったのにな~~。

 ところで私はこのあらすじを読むと完全に映画「46億年の恋」がリマインドされます。実際観たら全然違うのかもしれないけど。「46億年の恋」も舞台にならないかな?なったら全力で観るので、どこかの演劇界の人、お願いします。

 

aooaao.hatenablog.com

 

 このキャスティングに異議なしです。“特定のオタク”なのでWキャストだとより一層喜びます。余談でした。

 

1789-バスティーユの恋人たち-(2015,2016)

www.tohostage.com

 

ストーリー

パリに咲き、バスティーユに散った美しき愛の物語。

民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス―。
農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、
パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。
デムーラン、ロベスピエール、ダントンら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やす。

一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプは
マリー・アントワネットとフェルゼン伯の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。
マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンは
オランプと運命の出逢いを果たす。

決して出逢う筈のなかった二人は強く惹かれ合うも、対立する身分が壁となる。
そして、愛に悩む彼らの心を揺さぶるかのように革命の足音が近づいてくる…。

1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。
遂に革命の火蓋が切って落とされる―。

 

コメント

 みんな1789のこと、好きすぎじゃない? 私のまわりだけでしょうか。私は革命とか(ふわっとしてるな)結構好きなので、たぶん好きだと思うんですが、「愛の物語」ということで……愛がわからないことが多いので……そこが不安です。愛を知らないモンスターなのか? 2018年4・5月に再演予定なので、私の帝劇デビューになるかもしれません。マリー・アントワネット役に、中学生のころの私が惚れたルキーニ役・龍真咲さん*1がいらっしゃるので……絶対観たい……。

 

ラディアント・ベイビー(2016)

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※ 公式HPが見れなくなってるので公式Twitterのリンク

 

コメント

 これ、大阪公演が中止になってしまったんですよね。ご本人たちも再演したい、とおっしゃっている*2し、絶対どこかで再演あるぞと思ってるのですが……!

 

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 めちゃくちゃ観たいけど情報があまりないのでプロモーションやゲネプロの動画を延々再生してます。平間くんかわいいな……。

 

 

再演されたら観てほしい作品

 

ファントム(2004,2006,2008,2010,2011,2014)

 

kageki.hankyu.co.jp

 

コメント

 ご存知「オペラ座の怪人」を基にしたミュージカル。有名なロイド・ウェバー版とは異なります。2011年花組版のHPを貼ったんですけど、私が観たことあるのは2004年宙組版のDVD。宝塚でもそうでなくても良いので再演してほしい。いかにエリックがかわいそうでキャリエールがクソかっていうことを分かち合いたい。その一心です。なんとなく、ファントムを太田のもっくんに演じてほしいな~~とも思っています。ファントムって見た人が叫び声をあげるような恐ろしい顔をしているわけですけど、ただの醜男ではなく、「爛れた美しい顔」ってイメージがある。ビジュアル面で満点。それからエリックみたいな役が得意そうだなと思うので。ネックは歌唱力かな……。決して下手だとは思ってないけど、ファントムって歌がヤバうま設定だから……。絶対観たいからどうにか実現されたい。

 

ロミオ&ジュリエット(2010,2011,2012,2013,2017)

 

www.umegei.com

 

コメント

 出、出~~~~~~!!!!!!! お前それが言いたかっただけだろ案件(その通りです)。もはや言うことがない。みんな観て。そしてヴェローナを心のふるさとにしましょう!


tsukko10.hatenadiary.jp

 

 再演するなら誰に演じてほしいか、という話もここでちょこっと触れているんですけど、ロミジュリは「こっからだぞ!」って若手をバンバン起用してほしい。人生前のめり、生き急いでるぞ、くらいの。小池先生お願いしますよ。

 

 

 

まとめ

 かけ足になりましたが(そしてどんどん雑になっていきましたが)、現時点で観たい/観てほしいラインナップはこれかなあ。完全にまわりの人たちの影響を受けたラインナップなので、劇場アンケートに「どこから作品を知りましたか?」って質問があったら「フォロワーから」って答えますね。

 

 おすすめされたらすぐに観たくなっちゃうタイプなので、みなみなさまからのおすすめプレゼンをお待ちしております。

 

 

 

A面:観たいものの話/B面:ハンガリー版ロミジュリのヤバさ

 

観たいものの話

新感線の『髑髏城の七人』が観たい話

 

 すごい、めっちゃ観たい!!! フォロワーさんで髑髏城の話をしている方がいて、気になるな~と思っていたものの、先達てのライブビューイングは予定が合わず……ゲキシネなんかでいつか観る機会もあるかなあと思っていたところにこの発表がありまして。ロミジュリ以降気にかけている平間さん、そしてチームは違えど廣瀬さんもご出演とのことで、つまり「めっちゃ観たい!!!」です。

 

 花・鳥・風・月となんか色々バージョンがあったり、長い間やっている演目なのでちょっとどう入っていっていいのか難しいな……?という気持ちはありつつ、これ、はまったらめっちゃ楽しいだろうな……という予感がするのでなんとか観れるようにしたいです。公演があの豊洲のぐるぐる回るステージということで、体感したい気持ちはやまやまですが、現実的にみてたぶんライビュで観ることになるかな。全てはスケジュールにかかっている……。

 

 実は新感線って一度も観たことがないのですが、「なんかめっちゃお金がかかっててめっちゃ派手」ってイメージが強く、そういうのが大好物なので本当に楽しみです。どうやら平間さんは元々女の子だったポジションを演じるようで……まあ、また別な味付けがされるのかもしれませんが。

 

 

 

ハイローザムービー2が観たい話

 

high-low.jp

 

 舞台挨拶が昨日ありまして、ライブビューイングもあったんですけど、まだ観てません。もうすぐ公開されるのでどこかで暇をみつけて観に行きます。すでに観た人たちのテンションから察するに、シリーズのファンとしては期待してよさそうでワクワクしています。

 

 ただ今回は他の意味でのドキドキもあるのでまだ油断はできません。若手俳優たち*1はスクリーンに爪痕を残せているのか? 出演時間をもぎ取れているのか? それともほとんどモブレベルなのか? 「役名があるからある程度は大丈夫だろう」と余裕を見せていた私ですが、よく考えなくても今回新キャラクターが大量なんだった……。出演発表時にめちゃくちゃテンションが上がっただけに、心配もひとしおです。ザムービーの時のような大乱闘シーンがあったら彼らの喧嘩シーンを見つけたいので動体視力を鍛えておきます。

 

 11日の金曜ロードショーではザムービー……ではなく、スピンオフ扱いのレッドレインが新規撮り下ろし映像(!!)つきで放送されるので、観てください……。

 

生執事が観たい話

www.namashitsuji.jp

 

 新作発表されたときは、失礼ながら「へー、日吉役のあきよしくんの出演、めでたいなあ」程度だったんですが、前作を観た人たちが口を揃えて「めちゃくちゃ面白い!」と言っていたのを思い出し、なんかどんどん観たくなってきたぞ!? ということでチケット確保に力を注いでいます。

 

 今までの作品の舞台映像をみて、衣裳・セットがしっかりしていることに……感動しました……。シンプルな衣裳も好きだし、引き算のセットも素敵だと思いますが、やっぱり「お金かかってそう」感はわかりやすくテンション上がる。単純な人間なのでド派手でギラギラしたものを見ると脳内麻薬がドバドバ出て気分が良くなっちゃいます。

 

 基本は初見を楽しむタイプなので、原作をほぼ知らないこともネックではないかなと思うのですが、アニメ版がアマゾンプライムにあるのでちょっと予習してみようかな?と思っています。一緒に観に行く予定の原作オタから「今回の話はヤバイ」と聞いているので楽しみ。(まずはチケット確保からですけど)

 

 「生執事、観たいな……」と言ったときの、周囲からのサポートが手厚すぎて、介護されている気分です。ありがたい話です。わたしも好きな作品を観たいと言われたらこのようにありたい。

 

TRUMPシリーズが観たい話

 

grandguignol.westage.jp

 

 シリーズ新作「グランギニョル」に周囲が沸く中、いつか過去作走り切ったあとに観るから!と思って感想ツイートやブログを薄目で見ています。絶対好きだと思う……。この設定で好きじゃなかったら嘘だと思う……。知り合いで末満さんが好きな人がいるのでその人に観せてもらおうかな……と思っています。

 

 観たいけど観れてないこのジレンマをどうにかしたいのかなんなのか、最近映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を観たり、桜庭一樹の「ほんとうの花を見せにきた」を読んだりしていました。全く違う雰囲気で面白かったです。「インタビュー~」はレスタトの美しさでお腹いっぱい。吸血鬼ってどうして美しく描かれるんでしょう。

 

 

引き続きロミジュリを観てるよの話

 もう、止まりません。

 

ハンガリー版ロミジュリ

 ミュージカルのロミジュリはフランスで誕生したあと各国で上演されています。国によって解釈も演出も違って、その違いも面白い。中でも異彩を放っているのがハンガリー。色々衝撃的。わたしは途中までしか観ていないけどめちゃくちゃびっくりしました。でもこういうのもアリかな……。結構トンチキ演出もすんなり受け入れる(というかむしろ好き)派なので、これも言語の壁がなければだだはまりしてたかもしれません。

 

 観ていておどろいたところはたくさんあるんですけど、

  • 曲順がびっくりするくらい違う
  • キャラクター解釈(特にティボルト)
  • 全体的にキャラクターの偏差値が低そう
  • 「死」がいない

 というのに特におどろいたかなあ。

 

 曲順は「えっこれ削るんだ?」「あっそこに挿入するの?」という戸惑いが。他のロミジュリを知らない状態で観たら戸惑わずに観れるのかな? 東宝版の「いつか」は確かロミオもジュリエットもひとりの状態で歌ってた気がするんですが、ロミオはベンヴォとじゃれあいながら(まじでじゃれあってる、ベンヴォの髪型がやばい*2)、ジュリエットは乳母に身支度してもらいながら、相手に「運命の相手」願望を力説する!って感じになっててちょっと面白い。全体として、ロミオとジュリエットがちょっと……こう……おバカなのかな……って感じでした。

 

 そしてティボルトがもう……すごいです。完全に病んでいる。私の中でティボルトといえば、「見た目と中身の乖離」というところが最大の特徴だったもので、めちゃくちゃ戸惑いました。ティボルトのキャラクター解釈が違うことにより、必然的にマーキューシオとの関係性も変化しています。

 

 たくましい体躯に凛々しい面持、病んでいるというより自分の本心と行動と周囲からのイメージのギャップに苦しんでいるのがなんとも言えずセクシーな東宝版ティボルトには、自分の心に仮面をつけて道化を演じているような、でもそのやさしさやあつい本心が節々から漏れてくる、コンプレックスの塊のようなマーキューシオが。どちらかというとマーキューシオがティボルトに噛みついて、ティボルトはそれを馬鹿にして見ているような関係。絶対マキュが年下。

 

 対して、見た目も中身も完全に病んでいて肌身離さず身につけているロケット(たぶんジュリエットの写真入り)を縋るように指でなぞったり、ジュリエットに見立てたお人形を撫でまわしてみたりするハンガリー版ティボルトには、 死ぬ瞬間以外はずっとヘラヘラして本心を周りに一切見せないようなマーキューシオが置かれる。「決闘」での違いが顕著で、ティボルトのロケットを奪って馬鹿にするように口づけて捨てたり、ティボルトの頬に手を添えてみてめちゃくちゃ怒らせたり、終始馬鹿にしている。ティボルトはいちいち逆上している。マキュがティボをいじめてるようにも見える。いじめられっ子がナイフ持ち出していじめっ子刺した、みたいな関係。

 

 

結論:どっちもアリ (アリなんかい)

 

 

 東宝版を再演するならキャストは誰がいいかな、ということも考えたりしていて、前回観に来てたし本人も「ロミオ やりたい」って言ってるらしいし、ロミオはとんちゃんかな……するとめちゃくちゃワンコっぽいロミオが出来るからジュリエットのバランスは……ああでも最近「かっこいい」にポイント全振りしてぐんぐん育ってる三浦くんにもロミオやってほしい……画が少女漫画すぎるな……! と1人で盛り上がっているわけですが、ティボルトがハンガリー版解釈なら廣瀬大介くんにやってみてほしいかも……と思いました。私の中のハンガリー版ティボルトの印象が伝わるでしょうか。

 

 まあマーキューシオのキャラクター解釈としては東宝版の方が好みなので、ハンガリー版を持ってこられたら困るわけですが。再演待ってる(円盤化も……待ってるね……)。

 

 

 

 

余談

 

 なんとなく、最近「若手俳優について」グループの流れと自分のスタンスが合わなくなってきたかな?と感じていて、グループを抜けてしまうことも考えたりしていたのですが、抜けるほどの理由もないか……と思い直して現状維持ということにしました。だから何なんだという話ではありますが、改めてよろしくお願いしますという自分の中の区切りのような話でした。これまでもこれからも、自由にやっていきます。

 

 

 

 

*1:この呼称なんとも微妙だと思うのですが、代替案が思いつきません

*2:関係ない

ロミジュリについて考えたいろいろ

 

 東宝ロミジュリが上演されていたのは大体半年前ですが、私は未だにロミジュリのいろいろを考えては苦悶しています。

 

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 観劇してすぐに書いた感想で、ロミジュリの余白の多さに言及していました。余白が多い、ということは、正解のない問題がたくさんあるわけです。延々考え続けられますね!やった!(地獄) この半年間、私は発作的にロミジュリのことを思い出しては深夜まで延々ツイートし続け、毎度「わからない……」で〆てきました。その考察……というか勝手な解釈がそこそこ溜まってきました。

 

 ということで、これまでに考えたいろいろをまとめておこうと思います。忘れちゃうからね……。

 

「犠牲になった子供たち」の物語

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 私はこの、ロミオとジュリエットは「平和の道具」説がめちゃくちゃ好きです。ロミオとジュリエットが激しく恋に落ちる理由として、正直これ以外で納得のいく答えが見つからない。(最近恋愛系の作品を見ていて、男と女が出会ってなんか腑に落ちないまま恋に落ちて物語が進んでいくんですが……?という具合の悪い経験が多く、私が「恋愛」をうまく消化できていないだけ、というのも考えられます。精進します……。)

 さらに、私はロミジュリの物語を「犠牲になった子供たちの話」として捉えています。そこともうまくハマっているため、「もうこれしかないじゃん!」くらいに思っています。キリスト教寄りの解釈も、ベンヴォーリオの「どうやって伝えよう」の背景がミケランジェロアダムの創造』の神とアダムの指である(多分)ことから、むしろキリスト教に寄って解釈すべきでは?と思ってます。そもそも十字架ドーン!だし……。

 

モンタギュー/キャピュレットの対応関係

 で、「犠牲になった子供たち」とは誰のことか、というと、ロミオ・ジュリエット・マーキューシオ・ティボルト(・ベンヴォーリオ)のことです。

 彼らは皆、モンタギュー・キャピュレット両家の確執に巻き込まれ、憎しみを植え付けられ、その結果大人になれずに命を落とします。唯一生き残ったのベンヴォーリオだけが「大人」になる。このことに関して、元々私は「ロミオとジュリエット、マーキューシオとティボルトがそれぞれ対応関係にあるが、ベンヴォーリオと対応するキャピュレット家の人物がいないから」だと考えていました。が、「ベンヴォーリオのシンメは乳母」説を提示され、「いや……それやん……最高……」(脳直)となったので、めでたく乳母がベンヴォのシンメに就任しました。*1で、なんでベンヴォが生き残るんだ?という疑問に関しては、うーん、まだ考え中です。「生き残る」より「大人になる」が正しいかもしれません。

 

「子供」と「大人」のはざまで

 対応関係云々は置いといて、ロミジュリ/マキュベンティボは同じ「子供」ではありません。ロミオとジュリエットは、モンタギュー夫妻・キャピュレット夫妻という彼らの両親が登場します。対して、あとの三人の親は登場しません。彼らは皆、「甥」という立場なのです。マーキューシオはヴェローナ大公の、ベンヴォーリオはモンタギュー夫妻の、ティボルトはキャピュレット夫妻の、それぞれ甥にあたります。*2そして、ベンヴォーリオはロミオの面倒を見る役割、ティボルトに至ってはキャピュレット家の跡継ぎという役割を背負っています。あくまで「保護される子供」であるロミオとジュリエットとは違います。ロミオはモンタギューの一人息子なので跡継ぎのはずですが、ティボルトのように「跡継ぎ」という役割を強調されてはいません。マーキューシオの立ち位置はちょっと不明なのですが、彼も「保護される子供」という文脈で語られることはない(はず)。

 じゃあ、ロミジュリ/マキュベンティボで何が違うのか? それは、「家に縛られているか否か」というところじゃないか、と考えます。ロミジュリは、敵対する家の子だと知って「マジか?」と一瞬ショックは受けるものの、すぐに「関係ない!結婚しよ!」って気にせず結婚しようするし、家に縛られている様子はありません。マキュベンはロミジュリの結婚の噂を聞いてロミオを責め立てているし、ティボルトの憎しみの強さは語らなくてもわかると思います。これは彼らが純粋に「子供」ではなく、「大人になること」を少し意識し始めているからではないでしょうか。

 

大人になれなかった子供たち

 ヴェローナにおいて「大人になる」というのは、家に縛られることではないでしょうか。だからロミオとジュリエットは子供のまま、死んだ。そして、マーキューシオとティボルト。彼らは、大人にはなれなかったから、死んだ。

 この二人は、外から見たときと、内から見たときのアンバランスさが特徴的です。マーキューシオは見た目からしてクレイジーで、言動もちょっとエキセントリック気味。でも本当はすごく優しくていい子なんだろうな……と節々から感じられます(ただ、マーキューシオって謎が多いのに退場も早いので、なかなか情報が少なくて掴めない)。ティボルトはキャピュレット家の跡取りでリーダーで、おまけに夫人と関係を持っていて、もう見るからにアダルト!大人!(同じ意味です)って感じなのに、本当は誰よりも弱さというか、自分の本心と行動の乖離を恐れて悩んでいたんじゃないかなと思います。

 

 ティボルトの内面については、特に「本当の俺じゃない」に顕著。

 

だが大人たちは植えつけた
憎しみに満ちた苦い種
歪められた正義心
逃れるすべなく染められた
俺の心の内 誰が知るだろうか

本当の俺じゃない
俺が何をしても大人たちが仕向けたんだ
本当の俺は違う
復讐の手先になんか
なりたくはなかったんだ

憎しみは俺を突き動かし
気が付くと拳を握りあげて戦い始めてる
誰も止められない

 

  彼の中では、「今の自分は大人たちの憎しみがつくったもので、やることなすこと全てが大人に仕向けられたもの」という認識なんです。ま……マジで?(動揺)でも、もしそうならば、彼の言う「本当の俺」というのは一体どこに存在するんでしょうか……。しかもこの独白は誰にも知られない。彼が唯一救いとしたジュリエットへの想いも、誰も知らない。「本当のティボルト」を誰も知らないまま彼は死んでいくのです。辛すぎん?

 

 さらに辛いことなんですけど、「本当の俺じゃない」の冒頭を見てみると、

 

子供のころは夢を見た
勇気溢れるヒーローに
なってドラゴンをやっつけて
囚われのプリンセス助け出す

 

このような記述があります。ヒーローを夢見ていたころの自分は恐らく彼にとって「本当の俺」。しかし、「ドラゴン」というのはモンタギュー家の象徴でもあります。モンタギューの象徴たるドラゴンをやっつける空想は、大人に植え付けられた憎しみが作用したものではないと言い切れるでしょうか。もうすでに憎しみは芽を出していたのではないでしょうか。また、このナンバーは舞踏会でロミオとジュリエットが出会った後に入るものなので、ドラゴン=モンタギュー家のロミオにとらわれたプリンセス=ジュリエットを助け出す、という現実との二重写しにもとれて面白いです。

 

 ちなみにティボルトにとって「ヒーロー」とは子供のころにあこがれた存在ですが、モンタギューの若い衆にとっては「地上のヒーローは俺たち!」なんですよね。

 

憎しみ

 上述のように、ティボルトの憎しみは結構わかりやすく表出しています。対して、わかりづらいのがロミオの憎しみ。私は「ロミオは子供のまま死んだ」と述べましたが、彼にも両家の憎しみの種が潜んでいました。それが芽を出したのがティボルトの刺殺の場面です。マーキューシオを殺されたロミオは、思わずティボルトを刺してしまう。刺した後、自分でも信じられない、という顔をする。己の中に植え付けられた憎しみに自覚的で、ずっと悩んできたティボルトと、ずっと憎しみと無縁だったにも拘わらず、マーキューシオの死を契機にそれが急に顕在化したロミオ、という対比があります。ロミオに刺されたあとにティボルトが微笑んだ、というレポを見かけて、それは憎しみから解放されたことへの笑みなのか、ロミオが自分の中の憎しみに気付いて動揺している様を見ての笑みなのか、はたまた全く別な笑みなのか……ちょっと考えてしまいました。

 

 憎しみといえば、マーキューシオにとっての憎悪の対象は一体なんなのか問題。私はティボルト個人に向けた憎しみなのかな、という解釈をしています。これはちょっと当時の感想で触れたから省略で。新しく考えたことを書こうと思います。

 「決闘」で、ティボルトは「マーキューシオ お前は死ぬ」、マーキューシオは「ティボルト 殺してやる」と歌って闘います。実はここの歌詞は、フランス版ではどちらも同じ"je vais te tuer"="お前を殺してやる"となっています。訳詞だとわざわざティボルトからマーキューシオへの憎しみ成分が削られていて、マーキューシオが一方的に吠えているイメージが強くなっています。意図的かなあ。ただ、このままだとマーキューシオがかわいそうなので補足しておくと、ティボルトがマーキューシオのことを「まるでピエロだな」とめちゃくちゃ馬鹿にするところもあります!ティボルトにとってマーキューシオはワンノブゼムじゃなかったよ!!!よかったね!!!(乾杯)

 

マーキューシオとティボルト

 私はマーキューシオとティボルトの確執について考えるのが好きなので、何かにつけて彼らの共通項を探しています(……)。で、最近パンフレットを読み返していて気がついてしまいました。髪の色です。マーキューシオの髪はモンタギューの青、ティボルトの髪はキャピュレットの赤に染まっています。メインのキャラクターはもちろん、舞台写真で確認した限りモンタギューとキャピュレットの若い衆たちに同じような髪色hはいません。これは彼らが「両家の憎しみに染めあげられている」と考えることはできないでしょうか。

 また、二人ともナイフを愛用している、という点も共通です。「ヴェローナ」のティボルトパートでは「俺の強い味方それはこのナイフ」とうたわれ、マーキューシオは夫人らが「憎しみ」を歌っている横でベンヴォーリオにナイフを取り上げられています(めっちゃたくさん所持している)。そして二人ともナイフで死ぬ。(ううっ)

 

 話は少し変わるのですが、「マブの女王」でマーキューシオは「マスクをつければわからないさ 誰が誰だかわからないさ」とうたいます。ロミオを仮面舞踏会に誘い出す場面なので、これは仮面舞踏会のことを指しているんですが、ここに他の意味も籠められているんじゃ?と思っています。モンタギューとキャピュレットという家の色に塗りつぶされて「自分」がわからなくなっている状態、それから、でもマスクをつけてしまえば家の色なんてわからなくなってしまう、結局皆同じヴェローナの人間なのだ、という解釈ができないでしょうか。まさに家の色に染まっているマキュがうたうのもなんとも皮肉な気もしますが……。そして舞踏会でマスクをつけてても結局いがみ合う(暴力沙汰にはならない)マキュとティボは愛しいと思います。

 

衣裳について

 これ、パンフをなめるようにみていてようやく気づいたんですけど、モンタギューっ子たち、上着の背中にモンタギュー印(Mのマーク)を入れてるんですね。めっちゃかわいくないですか!?やんちゃな中学生のようで……。ベンヴォーリオは腕に金の刺繍を入れているので、特にヤンキーっぽさが出ててかわいいと思います。ロミオの衣裳には迷彩柄が使われていないのがすごく気になるんですがこれはどういう意味なんだろう……。モンタギューは割とみんな(若い衆含め)各々の個性に合わせた衣裳を着ていて、キャピュレットは結構統一されているのがお家柄なのかしら。モンタギューは制服を着崩してるみたいでいいですよね。やんちゃ感。モンタギューは公立で学ランセーラー服、キャピュレットは私立のブレザー校って感じです。(なんの話?)

 

 

わからないこと

 まだちょっと解釈に悩んでいるのが、ベンヴォーリオの「どうやって伝えよう」の背景。ベンヴォーリオが葛藤を歌っている中、赤い背景に映し出された二つの手が近づいたり離れたりしていました。これはミケランジェロの『アダムの創造』におけるアダムと神の指だったと思われます。ググったらこの場面は「神がアダムに息吹をあたえる」という旧約聖書のひと場面だそうですが、すると「誰が神で、誰がアダムか?」という問題が発生します。ここはベンヴォーリオがロミオに「ジュリエットが死んだ」という情報(間違ってたけど)をどう伝えるか?と悩むシーンなので、「与える者」という意味ではベンヴォーリオ=神、「与えられる者」という意味でロミオ=アダムが自然かもしれません。ロミオの最期の姿勢がアダムの姿勢に似ているので、余計にそう思われる……のですが、ロミオはベンヴォーリオから与えられた情報によって最終的に死んでしまうわけで、息吹を与えられるアダムと真逆ではないか?そもそもベンヴォーリオが神って似合わなくない?などの疑問があります(ふたつめはただの印象論)。

 

 

 結論:ロミジュリはやばい

 考えても考えても尽きない疑問、何回見ても新しい発見のあるパンフ・歌詞、ロミジュリの魔力はいつまでも続いています。何より恐ろしいのは、私はロミジュリを一度しか見ていないのにここまでずっと考え続けている、ということです。もし東宝ロミジュリが再演されたら、みんなこの魔力にあてられに、赤坂ACTシアターもしくは梅田芸術劇場に行きましょう。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:やった!

*2:これでいくとベンヴォとティボが対応しててもいい気がする

真田くんが好きです(告白)/ミュージカル『テニスの王子様』青学vs立海公演を観た

8月3日 @メルパルク大阪

www.tennimu.com

 

まえがき

ようやく観れたーーーー!!!!!

 

立海公演、控えめに言ってめちゃくちゃ楽しみにしていました。まわりに既に東京で観た人たちが結構いて、超いいよ~~というのを聞いていたので、本当に待ち遠しかったです。大阪初日、かつ、マキちゃんバースデー。サイドシートだけどいつものことだから楽しむぞ~~と意気込んで新大阪におりたちました。

 

 

友人Rちゃんと、まずは腹ごしらえ……ということでうどんを頬張り(またうどん*1)(私はうどんではなく舞茸の天ぷらを食べました)、マイディア・メルパルク大阪に移動。あー、駅近って素晴らしい。これはリリイベ会場への愚痴です。

 

 

パンフ欲しさに物販列に並んだんですけど、本当に尋常じゃない人で、結局買えたのが開演10分前くらい。大阪初日だからかな。めちゃくちゃ長い間並んでた上に地雷オタクが近場にいてずっと彼女らの話が耳に入ってきてたので、ここが地獄か!と思った。

 

席が2階の1列目で、初めて座る位置だったからちょっと楽しみにしてました。思った以上に近くて見やすい~~。下手に1階とかより見やすい気がする。上から見るの、演出が見やすくて好きなんですけど、1列目だと見やすさも加わって最強かもしれない。あんまりチケット相場詳しくないけど確か宝塚とかって2階の前方列S席とかだもんな。

 

ただし、ここで問題が発生しました。手すりのところに「ものをかけないでください」という張り紙がしてありまして、もちろん注意喚起は大切なんですけど……その……そこに貼られると舞台隠れるんですけど……という位置に貼ってあって困った。物販に並んでて開演前はほぼ時間がなかったのと、隠れても幕前のちょっとのスペースかな?と甘く見ていたので、1幕はそのまま観ました。そしたら思った以上に見えなくて!クレームつけるみたいで嫌だな……とは思いつつ、お金払ってるわけだし、防ごうと思えば防げる障害は取り除いてもらいたいな……と思って、幕間、スタッフさんにできれば下に貼り換えてもらえないか頼みにいきました。対応していただけたので、2幕からはちゃんと見えました。たぶん次公演からは最初から見えるようになってると思うんですけど、私の犠牲のおかげということにしておいてください。ちょっと泣いたよ。

 

感想

どうしても

立海に勝ってほしくて仕方がない。青学が勝つことに疑問があるわけではないし、赤也の試合とか正直「なんやねん」って怒ってしまうというかドン引き(でも赤也の動きがかわいいからゆるしちゃう)だけど、あの文脈でいくと立海勝たなきゃダメじゃない!?って思った。完全に立海というか真田くんを好きになってしまったし、もう無理です。え……真田くんやばくないですか。観劇後ほとんど真田くんの話しかしてない。深夜2時まで真田くんのことを考えてたのでめちゃくちゃ眠い。

 

真田くんについて

※ 原作未読・これまで関東立海戦を見たことがない・歌詞や台詞のヒアリングあきらめた人間というのを前提に聞いてほしい

 

真田くんって、皇帝なんてあだ名されるめちゃくちゃ強いテニスプレーヤーだけど、実はすごく迷いとか弱さを抱えてるんじゃないか……と思いました。幸村の病気が発覚してから、立海が更に勝ちにこだわるのは、たぶん、「幸村が帰ってくるまで負けられない」とか、「勝利こそが土産」みたいな考えだと思う。だから絶対負けられないんだけど、立海の曲で「勝たなきゃだめだ……」みたいなことを歌いながら自分の手首をつかむ振りを見て「手枷じゃないか」と思ったし、それ以降パワーリストが手枷にしか見えなくなってキツかった。負けてはならないという掟=パワーリストは、彼らを強くする道具であると同時に、縛ってしまう枷でもある、ということだと思うけど、私には「枷」の面が強調されて見えて怖かった。特に真田くんが……。真田くんと幸村の間には単なるチームメイト以上の関係があるんだろうな~というのをなんとなく感じたからかもしれない。デュエットとかやばかった。幸村が腰かけてたベッドに真田くんが近づいて、幸村が置いているラケットに触れる、という一連の動作だけで彼らの関係性がわかるじゃないですか。真田くんってすごい強いし大きな背中!というイメージがあったんだけど、実際幸村の存在で支えられてるみたいな……。たまらなくなってしまう。一番重くて大きな枷をはめてるのは真田くんだ!と感じてから、止まらない真田くんへの庇護欲……。

 

ということを考えながら観ると、真田vsリョーマの試合前、リョーマのコートには青学のメンバーがみんな揃っていて明るい、対する真田くんのコートには真田くん1人で暗い、という対比にめちゃくちゃ具合が悪くなってしまった。公演を見ていて、立海に信頼や仲間意識がない、なんて決して思わないんだけど、この場面を観ていると、真田くんってほんとに1人で背負ってないか!?と心配になる。

 

あと「おねんね」って言うのがたまらなくかわいいと思います。剣太郎の女の子とチュー♡インマイハートで最終的にちょっとだけ投げキスする真田くんも本当にたまんない。真田くんが好きです。

 

他感想

  • テニミュは光の使い方が印象的だなあと思っていたけれど、今回は光よりも闇の使い方がすごい印象的だった。1st・2ndがどうなってたかわからないけど、三浦さんの演出だからかな?私が一番うわー!と思ったのが立海が舞台前方で横並びしてるときにすっと後ろが暗くなったところ。あとはあんまり具体的に覚えてないけど、全体的にすごい怖いな……と思いながら観てた。ここまでこんな暗闇の使い方してたっけ?!大好きです……。

 

  • 不二先輩の曲の演出もめちゃくちゃ好き。みんな静止している中、ひとり踊っている不二(手塚は動いてたけどあれは不二の記憶の中の手塚なので実質動いてるのは不二だけ)。不二先輩の心象風景を覗ける、楽しくて怖い、そして独特の美しさのあるシーン。「ラケットを置く」というのもツボだった。不二が初めて「勝ち」にこだわる重要なシーンなんですけど、これが楓馬くんにカチッとハマっててすっごい良かった。跡部のアリアのラストも好きなので、もしかしたら周りが静止する中ひとり動いてるのが好きなだけかもしれません。時かけ好きだし。

 

  • 改めて、やっぱり群舞が好きだと思った。基本同じ振りだからこそ各キャラクターの個性がにじみ出てくるのがわかりやすい。フォーメーションによってキャラクターの関係性までわかるし、トータルとして見たときに美しいバランスになるようにつくられていてウオ~~~!と声をあげたくなる……。ラブ……。青学の群舞でせーちゃんの動きがはつらつときらきらとしていて本当にかわいかった。光の菊丸だ……。

 

  • 「幸村の磔ベッドはキリストのオマージュ」みたいな感想を聞いていたのもあって、幸村が星空に向かって歩んでいく(それを真田が見つめる)ところ、ヴィア・ドロローサかよ……ゴルゴタの丘に向かうのかよ……というツッコミをしてしまったんですけど、そんなキリスト教寄りの解釈でいいのかな……「神の子」だしいいのか?

 

  • にちかちゃんのことをもはやにちかちゃんと呼べない。にちか様もしくはにちかさんと呼ばなきゃいけない気がする。ぐんぐんかっこよくなる!パンフ読んでて結構みんな「にちかはかっこいい」って言及してて、わかるー!ってなった。無敵感がすごい。

 

  • 赤也のヘイ!ジーニアス!って煽ってる曲でのおしりをふる振りがめっちゃかわいい。というか赤也の動きが全部かわいい。すごい危険なプレーするけど動きがかわいいからゆるしちゃう。客降りで近くにきてまじまじ見たけどまえりゅは顔もかわいい……。

 

  • ジャッカルめっちゃやさしくていいやつ!!!好き!!!

 

  • 病室で仁王が手品で花を出してあげて、柳生がその花を机に置いてあげるのがかわいいと思う

 

  • 桃と海堂のダブルスのアツさ!!!ジョナの桃、本当に本当にかっこいいな~~と思う。ブーメラン打ったときの海堂、あまりにも美しいので彫刻と見まごう。

 

  • 柳vs乾、わざと当時と同じ戦況にもっていくって発想もそれを実行できるのも両方変態的で「もう好きにしてくれや」という気持ちになってしまった。あと柳が歌ってるところ?の裏でもデデデッデデデデッ(試合のあのBGM)っていうのが鳴ってるのに気づいてそっちが気になってしまった。

 

  • かなめくんが踊ってるのを見ると、リリイベのときにゆうごくんが「(ダンスは誰に頼ったか?に関して、みんながゆうごくん!と答えたのに対して)レイジがダンスやってたからな~、おれはかなめくん専門だからね」って言ってたのを思い出すようになってしまった……。

 

  •  前アナが田鶴くん、後アナがマキちゃんで、ふたりとも素とキャラの声に差があって切り替わるところでみんなフフ……ってなってた。マキちゃんお誕生日おめでとう。

 

 

 おわりに

 

立海、想像以上に楽しんでしまいました。大楽ライビュで、真田くんを大画面ドアップで観れることが何よりも楽しみでしかたがない!!!単純にお顔も好みなので……。青9のみんなも着実にレベルアップしていて、うれしい限りです。

個人的には、舞台をみるのが6月末ぶりだったので、舞台終わりに夜更かしして延々作品のことを考えて感想を言い続けるこの時間が大好きだな~~と余計に実感しました。数時間に数千円かけるなんて贅沢!と言われたりするけど、自分の場合観劇後にずーっと作品のことを考えて楽しめるから逆にコスパのいい娯楽なんじゃないか?と思いはじめました(回数観る人は別かもしれないですけど、私は大体1回2回くらいなので)。

 

あーそれにしてもテニミュってなんでこんなに面白いんだろうな……。曲中台詞が聞き取りやすくなったらもっと愛せる気がする。これは私の耳の問題かもしれないのでヒアリング能力を向上させようと思います。

 

 

 

 

最近読んだもの・見たもの

ざっくりとした感想などをのこしておきます。

 

最近読んだもの

 

都陽子「地下アイドル、職場の男にバレまして」「カレは女とシたことない。」「カレは男とシたことない。」

前から名前だけ知っていた都さんの漫画も読み放題だったので読みました。絵柄がめっちゃフィールヤングって感じ~~!!! 「地下アイドル~」は、正直人の弱みを握って脅すような男はよろしくないのでは……と思いつつ、私はこういう男が結構好きなんだよな……というどうしようもない気持ちになりました。思った以上にあっさり終わった。アイドルになりたい気持ちはわかるな~という感じ。「カレは女と~」は、男の家族(姉と母)の描写がキツくてウウ~~となりました。マジで無理……。「カレは男と~」は「カレは女と~」のスピンオフで、こっちはBLにあたります。私は「カレは女と~」よりこっちの方が好きでした。都さんの漫画、「人生はまだ長いので」が気になるので読みたいです。

 

中山乃梨子「ゴーゴーガールズ」「立花菊の甘えた関係」

常盤零時がめちゃくちゃ好きですという話。「ゴーゴーガールズ」は立花家のきょうだいとその恋人の話なんですけど、その中でも菊とその恋人の常盤の話がめちゃくちゃ好き。割と二人ともどうしようもない。「立花菊の~」は菊と常盤が主人公の話で、「ゴーゴーガールズ」以上に二人のどうしようもなさ(=甘えた関係)が描かれていて、なんだこいつら……と思いました。常盤くんはめんどくさいメンヘラ乙女って感じです。

 

阿弥陀しずく「こんなはずでは」

めちゃくちゃほのぼのしたBL。本当はこういうのも好きです……。

 

ビリー・バリバリー「ばら色の研究と花喰らふきみ」

花を食べるお坊ちゃまと、初恋の人のために光るバラの研究をしている男の話。設定が耽美。二人とも初恋をずっと引きずってる(よく言えば一途なのか?)し、(肉体関係はあるけど)めちゃくちゃピュアなラブストーリー。表題作以外のホストの話に出てくるサラリーマンとか好きです。「朝とミーチャ」の番外編も収録されてて、それが気になるので本編も読みたい。

 

山田酉子「ばらのすべて」

アイドルと、微妙に裏社会みたいな。結構おもしろかったんだけど、絵が苦手……というか、登場人物の顔の区別がつかなかったりしたので、それはちょっとどうだろう……。私は江夏くんが好きです(わかりやすい)。

 

吉田ゆうこ「悪玉」

嫌いではないけど、そこまで納得のいかない感じ。全体的に淡い感じが合わなかったのかもしれない……。絵柄が苦手なのも原因かなーと思います。情景描写とかは結構好みなんですけど。

 

松崎夏未「その男、アイドルにつき」

まだ四話分くらい?しか配信されてないので今後の展開によりけりだと思うんですけど、現時点ではめちゃくちゃ好きな気がする。アイドルグループのマネージャーになってしまった男と、そのグループに所属する愛情に飢えているアイドルの話。アイドルが小さい頃から面倒を見ていて、アイドルとマネージャーというか親子とかそういう信頼関係を築いているように見える二人なんですけど、アイドルの方はなんせ愛情に飢えているので「この人に嫌われたくない/好かれたい」という一心で仕事を頑張っていて、かなり具合が悪いです(好き)。マネージャーはマネージャーで、アイドルに対してある感情を抱えはじめるけれども、過去の経験や自分の立場を考えて必死に抵抗している……という状態なのでこちらも具合が悪いです(好き)。

 

 

紀伊カンナ「エトランゼ」

めちゃくちゃ有名なシリーズですよね? はじめて読みました。「海辺の~」、「春風の~」1巻までです。思ってた以上にめちゃくちゃ良い!特に好きな絵柄ではないのですが(そんなんばっかだな)、お話が好きです。お金くれた人は2巻とかにも出てくるんでしょうか。「普通の人に異常を肯定してもらって一緒にやましいことしたいわよね」でエ~~ンとなってしまいました。

 

 

山本ルンルンマシュマロ通信」「オリオン街」「宇宙の白鳥」

めっちゃかわいい~~~!!!! 「マシュマロ通信」はどうやら昔アニメになっていたようで、友達から「なつかしい!」と言われまくったんですけど、私は知りませんでした……。ジャスミンの在り方がすごく好きです。ライムはかわいいから好きです。どの作品もかわいくてやさしいな~~と思いました。あとどの作品にも私の好きな感じの男の子が出てくるので困りました。オリオン街はケンジくん、宇宙の白鳥だとキリヤくんが好きです。わかりやすい。

 

 

網野素「死神幸福論」

短話売りでラストの5話だけ読めていないのですが……偶然見つけたAV男優と生物の先生が似ている……という理由で先生を観察し始めた結果、先生のことを好きになってしまう高校生の話です。主人公の子が思春期!って感じのカッコつけ方でかわいい。かなり読みやすいと思う。ただオチを読んでいないので何とも言えません。

 

沖たばかり「次は脱ぐところから録画してみよう」「幸福な残痕」

意味がわからない。「次は~」と「幸福な~」を並行して描いていると思うんですが、テンションの違いがすごい。両方まだ2話なので今後どう展開していくかはわからないんですが、どちらも好きです。「次は~」はめちゃくちゃ下ネタなんだけど勢いと爽快感がすごくて笑ってしまう。なんかよくわかんなさすぎて作者のツイッターを見てみたら余計によくわかんなくなりました。次回配信が楽しみです。

 

 

緒川千世「カーストヘヴン」

好きすぎる。1巻のみ読み放題だったんですがうっかり全巻買いました。好きです……。色んなカップリングが登場して、巻ごとにフィーチャーされるカップリングも変わってくるんですが、私はダントツでメインの梓と刈野が好きです。というか梓が好き。「カーストヘヴン」の舞台となる高校では、いわゆるスクールカーストが「カーストゲーム」というゲームで決定され、そのカーストに基づいて行動しなければルール違反となる……という気の狂った裏制度があり、梓は元々「キング」でした。それも傍若無人な。しかし、ある日開催されたカーストゲームで自分を慕っていたはずの刈野に裏切られ、一転「ターゲット」になってしまいます。ゲームのルールに則れば梓は「ターゲット」らしくふるまわないといけないんですけど、そんなのは無視して自分らしくふるまおうとするのが梓で。「搾取される側にはならない、搾取する側になってやる」「肩書なんかで自分は変わったりしない」という彼のプライドや信念がどんどん壊されて揺らぎそうになっているのがあまりにも良い。どんどん酷い目に遭ってほしいし、それにどう立ち向かっていくのかにも興味があります。梓と刈野の間には今のところロマンチックな感情がないのも個人的にグッとくるポイントです。刈野は梓に異様に執着している。梓は刈野が自分との関係を一過性のものと捉えることを絶対に許さない。刈野が梓に執着する理由、そして話が進んだところで梓が抱き始める刈野に対してあたらしい感情、彼ら自身はそのらが一体なんなのか?ということに気づいていない。名状しがたい感情、複雑な関係性、大好き……と言いながら毎日読んでいます。これを実写で見たい気持ちと絶対に実写化しないでほしい(いろんな問題で)気持ちがせめぎ合っています。何かの間違いで実写化(じゃなくても映像化)されたら主題歌はスガシカオにお願いしてもいいでしょうか。

 

 

最近見たもの

宙組「ホテル・ステラマリス」

 和央ようかさんは鬼のようにかっこいいが、若干滑舌が気になってしまい……。あと普通に二股はダメですよ。倫理観があるのでそのあたりは厳しいです。花總まりさんがフィアンセと2人で話しているところで「花總まりさん、極妻やってほしい」と思ってました。絶対に強い。そして大和悠河さんというこれまたビジュアルが鬼のようにかっこいい人をこんな役に……。いや、好きです……。

 

 

 

アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ

前からちょこちょこ見ていて、「血染めのユフィ」のショックで長い間続きを見れなくなっていたんですが、ついに1期を完走しました。コードギアスの人たち、みんながみんな自分の感情(とエゴ)に基づいて行動していて、誰も完全に正しいことはなく、ひとつひとつはちょっとしたズレであるのに最終的にその小さなズレにより取り返しのつかない事態に陥っているのでマジでつらくて死にそうになりました。わたしはルルーシュが好きなので、ルルーシュがめちゃくちゃつらい……ルルーシュにやさしい世界にして……と思ってしまうけれど、ルルーシュだってかなり酷いことをやっていて、それによって傷ついた人がたくさんいるわけです。しかも「妹・母のためにブリタニアをぶっ潰す」という、極めて個人的な理由で。それでつらい目に遭った人にとってはふざけるな、たまったもんじゃないよ、ということになるでしょうし、でもルルーシュがどんどんひとりに近づいていくのがつらい……。そっちに行っても安息はないのに……エーン……(オタク女の涙)まあだからルルーシュが好きだけど、他の人を一方的に責めることもできないし……あ、でもニーナのことは嫌いです。ニーナにはニーナの事情があるがそれとこれとは別で、ニーナのことは最初から嫌いです。はい……。

とりあえず1期だけじゃ全く終わらなかったのでR2も見始めようと思います。

 

 

 全部読んだ方はわかると思いますが、主に「カーストヘヴン」と「コードギアス」の話がしたかっただけです。

 

宝塚、はじめました

(「踊るガリ勉中学生」のメロディーで)

 

最近まわりで観ている人が多かった宝塚

を、ついに始めました。実は中学生の時に一度観たことがあります*1。が、まあ年齢が年齢なのでその後劇場に通う……ということもなく。お金もないしな……と思ったんですけど、宝塚のチケットの値段を見てめちゃくちゃびっくりしました。めっちゃ安い!!!もちろんS席なんかは1万円しますが、B席や立ち見席ならめちゃくちゃ安い。更に夏休みは学割がきくのですが……

 

kageki.hankyu.co.jp

kageki.hankyu.co.jp

 

(たぶんワーイ!って様子を表したかったんだろうけどその顔文字だとオワタになっちゃうよ というのは置いておいて)

なんと立ち見席は1000円です。価格破壊か!?!? 興業的に成功してて、専用の劇場を持っているからこそなのでしょうか。映画見るより安いじゃん。ということで、月組宙組両方観に行きたいな~~と思っております。宙組、夏にそんな凍てつく感じなのか……

 

と、価格破壊にひととおり驚いたところで、最近観た作品の話をします。

 

エリザベートー愛と死の輪舞ー(98年・宙組

トート:姿月あさと、シシィ:花總まり、フランツ・ヨーゼフ:和央ようか、ルイジ・ルキーニ:湖月わたる、ルドルフ:朝海ひかる

 

一回観たことあるし、と思って観始めたんですけど、こんな話だったっけ!?!?と結構新鮮に驚きながら観れました。09年月組エリザを観たときにはルキーニが好きだったことを覚えているんですが、今もやっぱりルキーニが好きです……。胡散臭い男が好きという話です。

 

花總まりさんが本当~~~に本当~~~に美しすぎて、花總まりさんのオタクになりたい……と思いました。少女時代から年老いるまでをきれいに演じ分けていてすごい。しかも花總まりさん、2015年東宝版でもシシィを演じてたの、ちょっと意味がわかんないですね。今の花總まりさんのシシィめちゃくちゃ観たいし、DVDを買うか、再演の祈願でもしておきます。シシィ、あんなに自由に動き回るのが好きだったのに、自由を手に入れるための努力を重ねた結果、がんじがらめになっていくその様がめちゃくちゃ痛々しくて悲しい。「私だけに」、1回目と2回目で全く感触の違う仕上がりですごい。

 

で、フランツなんですけど、こいつこんなにマザコンだったの!?!?顔が和央ようかさんだから余計にどうしようもない感じが目立ってしまう。割とどうしようもない男ですよね。終盤でシシィに愛してると伝えた場面では、「お前にとっての“愛”ってなんなんだよ!!!」とキレそうになりました。でも、顔が和央ようかさんなので……。顔がかっこいい……。

 

物語としては、エリザベートの軸になっている「トートとシシィの愛」についてあんまり納得いっていないというか、「シシィがトートを愛していた」というのがあんまりしっくりこなくて、うーん……という感じではあるのですが、曲や衣装がめちゃくちゃ好きです。思い出補正も入っていますけど、トータルでは結構好きなミュージカルだな~~。ちなみに好きな曲は「最後のダンス」「私だけに」「キッチュ」です。

 

 

ファントム(04年・宙組

ファントム:和央ようか、クリスティーヌ:花總まり、キャリエール:樹里咲穂、フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵:安蘭けい

 

いや、もうこれに関しては、キャリエールがマジでクソ男すぎる。大体お前のせいだぞ!!!それでいて被害者面しだすし、エリックに対してお前を愛してるとか言い出すし、いっぺんしばくぞ!!! キャリエールが過去のことを話し始めて以降、「キャリエールがクソ」という気持ちでいっぱいになり、そこへのムカつきでいろいろな物事を見落としてしまったんですけど、キャリエールがクソであると思えば思うほど、エリックがかわいそうでかわいそうで切なくなるというマジック。エリックの存在がめちゃくちゃ悲しい。エリックって結局こどものまま体だけ成長しちゃったんだろうなあと思っていて。クリスティーヌとの間に芽生えた愛、というのも、恋愛感情というよりも親子間の愛なんじゃないかなと思いました。エリックの中にある「愛」の種類って、唯一自分を肯定してくれていた母からの愛ただ一種類だったんじゃないでしょうか。愛につつまれて死んでいくエリック……。あまりにも美しいんです、顔が和央ようかさんですし……。和央ようかさん本当にあまりにも美しいんですよ。ファントムを観てください。

 

キャリエールのクソさとエリックへの悲しみ以外の感情がわりと抜け落ちてるんですが……

 

  • カルメンのときにエリックが白い衣装を身にまとっているのがめちゃくちゃかわいい
  • タイターニアのときにオーケストラピットで指揮振ってるエリックがめちゃくちゃかわいい
  • フィリップ役の安蘭けいさんの顔がめっちゃ良い
  • 出雲綾さん(カルロッタ)、エリザでもゾフィー役だったし、小憎たらしい熟女役が似合いすぎてやばい
  • 花總まり様が美しすぎるので、花總まり様になりたい

 

という感じです。

 

他にもバビロンやネオ・ヴォヤージュなどのレビューもちょこっと観てはいるんですが、まだまだレビューの見方がわかんないなあという感じ。歌と顔と踊りと衣装がすごいのはわかります。ジェンヌさんの顔や名前を覚えてないのでどれが誰で前の場面で何やってたか、というのがわからない……というのと、歌と踊りから物語を汲み取る才能がないのかもしれません……。しくしく。

 

ちなみに

 

残りのDVDはこんな感じ。

 

エリザベートー愛と死の輪舞ー(02年・花組

La Esperanza-いつか叶う-/TAKARAZUKA舞夢!(04年・花組

マケラシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー(05年・花組

 

ガラスの風景/バビロンー浮遊する摩天楼ー(02年・星組

花舞う長安玄宗楊貴妃ー/ロマンチカ宝塚'04(04年・星組

スカーレットピンパーネル(08年・星組

 

霧のミラノ/ワンダーランド(05年・雪組

天使の涙 Lucifer/タランテラ!(06年・雪組

 

BOXMAN 俺に破れない金庫などない(04年・宙組

ホテル ステラマリス/レヴュー伝説(05年・宙組

炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ(05年・宙組

Never Say Goodbye ある愛の軌跡(06年・宙組

 

 

貸してくれた方のご贔屓などは伺ってないんですけど、宙組が好きなのかな~~という感じですね。次は何を見ようかな。おすすめがあれば教えていただきたいです。

 

 

*1:09年月組エリザ