夢と現実いったりきたり

見たものの感想 思ったことなど

最近読んだもの・見たもの

ざっくりとした感想などをのこしておきます。

 

最近読んだもの

 

都陽子「地下アイドル、職場の男にバレまして」「カレは女とシたことない。」「カレは男とシたことない。」

前から名前だけ知っていた都さんの漫画も読み放題だったので読みました。絵柄がめっちゃフィールヤングって感じ~~!!! 「地下アイドル~」は、正直人の弱みを握って脅すような男はよろしくないのでは……と思いつつ、私はこういう男が結構好きなんだよな……というどうしようもない気持ちになりました。思った以上にあっさり終わった。アイドルになりたい気持ちはわかるな~という感じ。「カレは女と~」は、男の家族(姉と母)の描写がキツくてウウ~~となりました。マジで無理……。「カレは男と~」は「カレは女と~」のスピンオフで、こっちはBLにあたります。私は「カレは女と~」よりこっちの方が好きでした。都さんの漫画、「人生はまだ長いので」が気になるので読みたいです。

 

中山乃梨子「ゴーゴーガールズ」「立花菊の甘えた関係」

常盤零時がめちゃくちゃ好きですという話。「ゴーゴーガールズ」は立花家のきょうだいとその恋人の話なんですけど、その中でも菊とその恋人の常盤の話がめちゃくちゃ好き。割と二人ともどうしようもない。「立花菊の~」は菊と常盤が主人公の話で、「ゴーゴーガールズ」以上に二人のどうしようもなさ(=甘えた関係)が描かれていて、なんだこいつら……と思いました。常盤くんはめんどくさいメンヘラ乙女って感じです。

 

阿弥陀しずく「こんなはずでは」

めちゃくちゃほのぼのしたBL。本当はこういうのも好きです……。

 

ビリー・バリバリー「ばら色の研究と花喰らふきみ」

花を食べるお坊ちゃまと、初恋の人のために光るバラの研究をしている男の話。設定が耽美。二人とも初恋をずっと引きずってる(よく言えば一途なのか?)し、(肉体関係はあるけど)めちゃくちゃピュアなラブストーリー。表題作以外のホストの話に出てくるサラリーマンとか好きです。「朝とミーチャ」の番外編も収録されてて、それが気になるので本編も読みたい。

 

山田酉子「ばらのすべて」

アイドルと、微妙に裏社会みたいな。結構おもしろかったんだけど、絵が苦手……というか、登場人物の顔の区別がつかなかったりしたので、それはちょっとどうだろう……。私は江夏くんが好きです(わかりやすい)。

 

吉田ゆうこ「悪玉」

嫌いではないけど、そこまで納得のいかない感じ。全体的に淡い感じが合わなかったのかもしれない……。絵柄が苦手なのも原因かなーと思います。情景描写とかは結構好みなんですけど。

 

松崎夏未「その男、アイドルにつき」

まだ四話分くらい?しか配信されてないので今後の展開によりけりだと思うんですけど、現時点ではめちゃくちゃ好きな気がする。アイドルグループのマネージャーになってしまった男と、そのグループに所属する愛情に飢えているアイドルの話。アイドルが小さい頃から面倒を見ていて、アイドルとマネージャーというか親子とかそういう信頼関係を築いているように見える二人なんですけど、アイドルの方はなんせ愛情に飢えているので「この人に嫌われたくない/好かれたい」という一心で仕事を頑張っていて、かなり具合が悪いです(好き)。マネージャーはマネージャーで、アイドルに対してある感情を抱えはじめるけれども、過去の経験や自分の立場を考えて必死に抵抗している……という状態なのでこちらも具合が悪いです(好き)。

 

 

紀伊カンナ「エトランゼ」

めちゃくちゃ有名なシリーズですよね? はじめて読みました。「海辺の~」、「春風の~」1巻までです。思ってた以上にめちゃくちゃ良い!特に好きな絵柄ではないのですが(そんなんばっかだな)、お話が好きです。お金くれた人は2巻とかにも出てくるんでしょうか。「普通の人に異常を肯定してもらって一緒にやましいことしたいわよね」でエ~~ンとなってしまいました。

 

 

山本ルンルンマシュマロ通信」「オリオン街」「宇宙の白鳥」

めっちゃかわいい~~~!!!! 「マシュマロ通信」はどうやら昔アニメになっていたようで、友達から「なつかしい!」と言われまくったんですけど、私は知りませんでした……。ジャスミンの在り方がすごく好きです。ライムはかわいいから好きです。どの作品もかわいくてやさしいな~~と思いました。あとどの作品にも私の好きな感じの男の子が出てくるので困りました。オリオン街はケンジくん、宇宙の白鳥だとキリヤくんが好きです。わかりやすい。

 

 

網野素「死神幸福論」

短話売りでラストの5話だけ読めていないのですが……偶然見つけたAV男優と生物の先生が似ている……という理由で先生を観察し始めた結果、先生のことを好きになってしまう高校生の話です。主人公の子が思春期!って感じのカッコつけ方でかわいい。かなり読みやすいと思う。ただオチを読んでいないので何とも言えません。

 

沖たばかり「次は脱ぐところから録画してみよう」「幸福な残痕」

意味がわからない。「次は~」と「幸福な~」を並行して描いていると思うんですが、テンションの違いがすごい。両方まだ2話なので今後どう展開していくかはわからないんですが、どちらも好きです。「次は~」はめちゃくちゃ下ネタなんだけど勢いと爽快感がすごくて笑ってしまう。なんかよくわかんなさすぎて作者のツイッターを見てみたら余計によくわかんなくなりました。次回配信が楽しみです。

 

 

緒川千世「カーストヘヴン」

好きすぎる。1巻のみ読み放題だったんですがうっかり全巻買いました。好きです……。色んなカップリングが登場して、巻ごとにフィーチャーされるカップリングも変わってくるんですが、私はダントツでメインの梓と刈野が好きです。というか梓が好き。「カーストヘヴン」の舞台となる高校では、いわゆるスクールカーストが「カーストゲーム」というゲームで決定され、そのカーストに基づいて行動しなければルール違反となる……という気の狂った裏制度があり、梓は元々「キング」でした。それも傍若無人な。しかし、ある日開催されたカーストゲームで自分を慕っていたはずの刈野に裏切られ、一転「ターゲット」になってしまいます。ゲームのルールに則れば梓は「ターゲット」らしくふるまわないといけないんですけど、そんなのは無視して自分らしくふるまおうとするのが梓で。「搾取される側にはならない、搾取する側になってやる」「肩書なんかで自分は変わったりしない」という彼のプライドや信念がどんどん壊されて揺らぎそうになっているのがあまりにも良い。どんどん酷い目に遭ってほしいし、それにどう立ち向かっていくのかにも興味があります。梓と刈野の間には今のところロマンチックな感情がないのも個人的にグッとくるポイントです。刈野は梓に異様に執着している。梓は刈野が自分との関係を一過性のものと捉えることを絶対に許さない。刈野が梓に執着する理由、そして話が進んだところで梓が抱き始める刈野に対してあたらしい感情、彼ら自身はそのらが一体なんなのか?ということに気づいていない。名状しがたい感情、複雑な関係性、大好き……と言いながら毎日読んでいます。これを実写で見たい気持ちと絶対に実写化しないでほしい(いろんな問題で)気持ちがせめぎ合っています。何かの間違いで実写化(じゃなくても映像化)されたら主題歌はスガシカオにお願いしてもいいでしょうか。

 

 

最近見たもの

宙組「ホテル・ステラマリス」

 和央ようかさんは鬼のようにかっこいいが、若干滑舌が気になってしまい……。あと普通に二股はダメですよ。倫理観があるのでそのあたりは厳しいです。花總まりさんがフィアンセと2人で話しているところで「花總まりさん、極妻やってほしい」と思ってました。絶対に強い。そして大和悠河さんというこれまたビジュアルが鬼のようにかっこいい人をこんな役に……。いや、好きです……。

 

 

 

アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ

前からちょこちょこ見ていて、「血染めのユフィ」のショックで長い間続きを見れなくなっていたんですが、ついに1期を完走しました。コードギアスの人たち、みんながみんな自分の感情(とエゴ)に基づいて行動していて、誰も完全に正しいことはなく、ひとつひとつはちょっとしたズレであるのに最終的にその小さなズレにより取り返しのつかない事態に陥っているのでマジでつらくて死にそうになりました。わたしはルルーシュが好きなので、ルルーシュがめちゃくちゃつらい……ルルーシュにやさしい世界にして……と思ってしまうけれど、ルルーシュだってかなり酷いことをやっていて、それによって傷ついた人がたくさんいるわけです。しかも「妹・母のためにブリタニアをぶっ潰す」という、極めて個人的な理由で。それでつらい目に遭った人にとってはふざけるな、たまったもんじゃないよ、ということになるでしょうし、でもルルーシュがどんどんひとりに近づいていくのがつらい……。そっちに行っても安息はないのに……エーン……(オタク女の涙)まあだからルルーシュが好きだけど、他の人を一方的に責めることもできないし……あ、でもニーナのことは嫌いです。ニーナにはニーナの事情があるがそれとこれとは別で、ニーナのことは最初から嫌いです。はい……。

とりあえず1期だけじゃ全く終わらなかったのでR2も見始めようと思います。

 

 

 全部読んだ方はわかると思いますが、主に「カーストヘヴン」と「コードギアス」の話がしたかっただけです。

 

宝塚、はじめました

(「踊るガリ勉中学生」のメロディーで)

 

最近まわりで観ている人が多かった宝塚

を、ついに始めました。実は中学生の時に一度観たことがあります*1。が、まあ年齢が年齢なのでその後劇場に通う……ということもなく。お金もないしな……と思ったんですけど、宝塚のチケットの値段を見てめちゃくちゃびっくりしました。めっちゃ安い!!!もちろんS席なんかは1万円しますが、B席や立ち見席ならめちゃくちゃ安い。更に夏休みは学割がきくのですが……

 

kageki.hankyu.co.jp

kageki.hankyu.co.jp

 

(たぶんワーイ!って様子を表したかったんだろうけどその顔文字だとオワタになっちゃうよ というのは置いておいて)

なんと立ち見席は1000円です。価格破壊か!?!? 興業的に成功してて、専用の劇場を持っているからこそなのでしょうか。映画見るより安いじゃん。ということで、月組宙組両方観に行きたいな~~と思っております。宙組、夏にそんな凍てつく感じなのか……

 

と、価格破壊にひととおり驚いたところで、最近観た作品の話をします。

 

エリザベートー愛と死の輪舞ー(98年・宙組

トート:姿月あさと、シシィ:花總まり、フランツ・ヨーゼフ:和央ようか、ルイジ・ルキーニ:湖月わたる、ルドルフ:朝海ひかる

 

一回観たことあるし、と思って観始めたんですけど、こんな話だったっけ!?!?と結構新鮮に驚きながら観れました。09年月組エリザを観たときにはルキーニが好きだったことを覚えているんですが、今もやっぱりルキーニが好きです……。胡散臭い男が好きという話です。

 

花總まりさんが本当~~~に本当~~~に美しすぎて、花總まりさんのオタクになりたい……と思いました。少女時代から年老いるまでをきれいに演じ分けていてすごい。しかも花總まりさん、2015年東宝版でもシシィを演じてたの、ちょっと意味がわかんないですね。今の花總まりさんのシシィめちゃくちゃ観たいし、DVDを買うか、再演の祈願でもしておきます。シシィ、あんなに自由に動き回るのが好きだったのに、自由を手に入れるための努力を重ねた結果、がんじがらめになっていくその様がめちゃくちゃ痛々しくて悲しい。「私だけに」、1回目と2回目で全く感触の違う仕上がりですごい。

 

で、フランツなんですけど、こいつこんなにマザコンだったの!?!?顔が和央ようかさんだから余計にどうしようもない感じが目立ってしまう。割とどうしようもない男ですよね。終盤でシシィに愛してると伝えた場面では、「お前にとっての“愛”ってなんなんだよ!!!」とキレそうになりました。でも、顔が和央ようかさんなので……。顔がかっこいい……。

 

物語としては、エリザベートの軸になっている「トートとシシィの愛」についてあんまり納得いっていないというか、「シシィがトートを愛していた」というのがあんまりしっくりこなくて、うーん……という感じではあるのですが、曲や衣装がめちゃくちゃ好きです。思い出補正も入っていますけど、トータルでは結構好きなミュージカルだな~~。ちなみに好きな曲は「最後のダンス」「私だけに」「キッチュ」です。

 

 

ファントム(04年・宙組

ファントム:和央ようか、クリスティーヌ:花總まり、キャリエール:樹里咲穂、フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵:安蘭けい

 

いや、もうこれに関しては、キャリエールがマジでクソ男すぎる。大体お前のせいだぞ!!!それでいて被害者面しだすし、エリックに対してお前を愛してるとか言い出すし、いっぺんしばくぞ!!! キャリエールが過去のことを話し始めて以降、「キャリエールがクソ」という気持ちでいっぱいになり、そこへのムカつきでいろいろな物事を見落としてしまったんですけど、キャリエールがクソであると思えば思うほど、エリックがかわいそうでかわいそうで切なくなるというマジック。エリックの存在がめちゃくちゃ悲しい。エリックって結局こどものまま体だけ成長しちゃったんだろうなあと思っていて。クリスティーヌとの間に芽生えた愛、というのも、恋愛感情というよりも親子間の愛なんじゃないかなと思いました。エリックの中にある「愛」の種類って、唯一自分を肯定してくれていた母からの愛ただ一種類だったんじゃないでしょうか。愛につつまれて死んでいくエリック……。あまりにも美しいんです、顔が和央ようかさんですし……。和央ようかさん本当にあまりにも美しいんですよ。ファントムを観てください。

 

キャリエールのクソさとエリックへの悲しみ以外の感情がわりと抜け落ちてるんですが……

 

  • カルメンのときにエリックが白い衣装を身にまとっているのがめちゃくちゃかわいい
  • タイターニアのときにオーケストラピットで指揮振ってるエリックがめちゃくちゃかわいい
  • フィリップ役の安蘭けいさんの顔がめっちゃ良い
  • 出雲綾さん(カルロッタ)、エリザでもゾフィー役だったし、小憎たらしい熟女役が似合いすぎてやばい
  • 花總まり様が美しすぎるので、花總まり様になりたい

 

という感じです。

 

他にもバビロンやネオ・ヴォヤージュなどのレビューもちょこっと観てはいるんですが、まだまだレビューの見方がわかんないなあという感じ。歌と顔と踊りと衣装がすごいのはわかります。ジェンヌさんの顔や名前を覚えてないのでどれが誰で前の場面で何やってたか、というのがわからない……というのと、歌と踊りから物語を汲み取る才能がないのかもしれません……。しくしく。

 

ちなみに

 

残りのDVDはこんな感じ。

 

エリザベートー愛と死の輪舞ー(02年・花組

La Esperanza-いつか叶う-/TAKARAZUKA舞夢!(04年・花組

マケラシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー(05年・花組

 

ガラスの風景/バビロンー浮遊する摩天楼ー(02年・星組

花舞う長安玄宗楊貴妃ー/ロマンチカ宝塚'04(04年・星組

スカーレットピンパーネル(08年・星組

 

霧のミラノ/ワンダーランド(05年・雪組

天使の涙 Lucifer/タランテラ!(06年・雪組

 

BOXMAN 俺に破れない金庫などない(04年・宙組

ホテル ステラマリス/レヴュー伝説(05年・宙組

炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ(05年・宙組

Never Say Goodbye ある愛の軌跡(06年・宙組

 

 

貸してくれた方のご贔屓などは伺ってないんですけど、宙組が好きなのかな~~という感じですね。次は何を見ようかな。おすすめがあれば教えていただきたいです。

 

 

*1:09年月組エリザ

『メサイア 外伝-極夜 Polar night-』をみました

messiah-project.com

 

 

劇団鹿殺し「無休電車」を観終わり、会場であるサンケイホールブリーゼから新快速に乗り、映画館へ向かった。途中大雨が降っていたが、京都ではすでに小雨でほっとした。傘を持っていなかったからである。

 

17:30、駅で友人Rと合流。映画は19時開始。まずは席を取ってから優雅に晩ご飯にしよう、とチケットカウンターに向かった。そしてカウンターで画面を二度見する。

 

メサイア 外伝-極夜 Polar night-」18:15上映……???

 

2人で「え!?18:15!?マジで!?!」とあたふたしていると、チケットカウンターのお兄さんが「そうですね、メサイアは……18時の回ですね」と教えてくれた。カウンターのお兄さんが「メサイア」と口にしたのにややウケしつつ、引き換えた。

 

このとき、時間は17:50。残された時間は25分(予告篇を含めれば30分)。数分前までは「晩ごはんどうする?お蕎麦とか中華とか~」と話していた我々は、決意した。フードコートのうどんしかない。

 

これは映画に間に合うようにうどんをすする2人の物語――

 

思ったより並んでいたせいで、うどんを手にしたのは18:05。 天ぷらは時間的に食べられないだろうと、具のないうどんにねぎと天かすをトッピングした。そしてひたすらすする。うどんをすする。途中、Rが「うちら、何と戦ってるんやろ」とポツリと漏らした。そして18:13ごろ、うどんを平らげ、3番シアターへと急ぐ。

 

3番シアターに足を踏み入れると、私たち以外に数組の観客がまばらに着席していた。自分たちの席に腰をおろし、ホッと胸をなでおろしたのも束の間、例のCMが流れ始めた。

 

youtu.be

 

家たちがバンドを組み、中央の少年がひたすらイエーーー!と叫ぶ(おそらく”家”とかけている)CM。京都の映画館では必ず流れる名物CMである。このCMに間に合った我々は、確かな勝利を確信した。(BGM:「モノクロの花」Blu-BiLLioN)

 

 

 まさか、時間間違えてるとは思いませんよね。そんなこんなで、なんとか上映に間に合った極夜を見てきました。今回もまた、整理がついておりません。一旦たたんでおきます。

 

 

続きを読む

「メサイア」シリーズを完走しました

先日映画が公開された「メサイア」シリーズ。ドラマ「影青ノ章」から入り、それ以降+映画「漆黒ノ章」は見ていたんですけど、影青までの舞台は未見でした。それらをこの度完走しまして、主に紫微ノ章について少し感想を書いていきたいんですけど、その前に一つだけ言わせてください。

 

 

悠久からメサイアデビューする人もいらっしゃると思うんですけど、

 

前作「暁乃刻」を見る前に、「紫微ノ章」を見てください!!!

 

 

(時間とお金があればでいいのですが)「暁乃刻」は「紫微ノ章」の知識があった方が1億倍楽しめるし、「紫微ノ章」は「メサイア」に関する基礎知識さえあれば割と入っていきやすい内容なのではないかな? と思うので、個人的にはここから入るのをおすすめします。

 

あと、「鋼ノ章」を贔屓しているので、これもできれば見てほしいなあ……と思います。

 

と、いうことで、私のおすすめする「悠久乃刻」への最短ルートは、

 

原作小説で基礎知識をつける→舞台「紫微ノ章」→ドラマ「影青ノ章」*1→(舞台「翡翠ノ章」)→舞台「鋼ノ章」→映画「深紅ノ章」*2→舞台「暁乃刻」*3

 

これです。

 

翡翠ノ章」は「紫微ノ章」以前のメイン登場人物、珀と鋭利の卒業ミッションのため、できればシリーズ最初から通して見た方が面白いと思います。ただ、「翡翠ノ章」を踏まえて「鋼ノ章」を見るとより味わい深くなります。

 

 

さて、ここからは感想を書いていきます。たたんでおきます。

*1:レンタルできます

*2:レンタルできます

*3:配信中

続きを読む

わたしのアイドル・小山田壮平と、『投げKISSをあげるよ』について

 

引き続き、抜歯の頭痛で家から出られませんのでブログを書いています。

私にとっての「(広義の)アイドル」についての話をさせてください。

 

小山田壮平という人

 

youtu.be

 

私とってのアイドルは、小山田壮平という人です。andymoriというバンドのフロントマンで、「危険ドラッグを使用した」とか「飛び降り自殺未遂した」とか、そういうマイナスな報道で少し話題になったのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

そもそもandymoriの曲が好き」というのが軸なので、彼の人となりを知る努力は特にしておらず、ライブの映像や作った曲から感じることでしかありませんが、あの少年性と、「音楽をとったらどうにもならなさそうだな」という感じがとてつもなく好きです。

 

このライブ映像を見てください。

www.youtube.com

 

『それでも夜は星を連れて』、なんと解散ライブで発表された新曲(CD未収録)なのですが、歌っているときの表情がたまらんな……と思います。あと、小山田さん、瞳がきれいなんです。顔のつくりがめちゃくゃかっこいいというわけではないと思うんですが、こんなに澄んだ瞳をしている人、他に見たことありません。純粋で、すぐに揺らめいて、脆い感じ。ガラスみたいだなあと思います。ある層の女子から爆モテするタイプです(まあ、私なんですけど……)。

 

youtu.be

宇多田ヒカルを引用すると「Beautiful boy 自分の美しさまだ知らないの」的な人だなあと思います。自分の美しさを理解してアピールしている人も大好きですが、自分の美しさを全く理解せず、なおざりにしている人も大好きです。

 

ところで、このエントリを書くに際してライブ映像を改めて見ていたんですけど、ライブだと結構メロディーを変えて歌っていて(即興っぽい)、音源とはまた違った良さがあるなあ……いい声だなあ……と惚れ惚れしていました。「大人びた子ども」みたいな声と歌い方だなといつも思います。

 

『投げKISSをあげるよ』について

唐突にこんなエントリを書いているのはなぜかというと、前に書いたレポートが発掘されたからです。「自分の好きな詩/言葉を教授にすすめる」というテーマで、andymoriの『投げKISSをあげるよ』の歌詞を取り上げました。

 

レポートというより、感想文みたいな、かなり拙い内容なんですが、自分の必死さがなんとなく伝わってきたので、せっかくですし編集して一部分抜粋します。

 

youtu.be

www.uta-net.com

 

この歌全体に漂う雰囲気を言語化するならば、「なぐさめ」と「許し」だ。歌詞を見ると、

大丈夫ですよ 心配ないですよ

大丈夫ですよ 問題ないですよ

 

という、やさしい、なぐさめの言葉が連なっている。生きていれば嫌なことがあったり、なにか失敗したりすることが必ずある。そうして落ち込んだとき、歌詞中の主人公は、“投げKISS”という滑稽にも思える方法で「君(=我々)」をなぐさめてくれるのだ。恐らく何の根拠もなく、しかし大丈夫だ、と歌うその様子に、「ああ、きっと大丈夫なのだ」となぜだか少しだけ気が楽になる。「何も考えず、全部忘れてしまってもいいのだ」という安心を抱く。まるで母親のようにやさしく包み込んでくれる、(大げさかもしれないが)無償の愛のような詩をつむぐことのできる小山田壮平とはなんと素晴らしい人間であろうか、と思考を巡らすことになる。

 

しかし、詩の後半を読んだとき、必ずしもそうではない、ということに気がつく。

 

ゴミ箱にシュートしたけど外れた 泣いたふりしてみたけどすぐばれた

 なんとかなるさと思ってたけどふられた ふられたって

 

この部分を読んで気がつくのは、主語が詩の主人公である、ということだ。「ゴミ箱にシュートしたけど外れた」のも、「泣いたふりしてみたけどすぐばれた」のも、「ふられた」のも、主人公の経験談なのだ。詩の内容がノンフィクションであると仮定すれば、作詞した小山田自身のことだ。ここまでは、あたかも主人公が「君」をひたすらに無償の愛めいたやさしさで包み込んでいるかのように描かれていたのに、それがまるで違っていたのだと気がつく。主人公が大丈夫、問題ない、心配ないよと繰り返し許し、なぐさめていた「君」が指すのは、主人公自身のことだったのだ。

 

そこに気がつくと、どうだろう。愛をもって人をやさしく包み込んでいたはずの主人公は、日常の小さな失敗でつまずいている自分をなぐさめるために歌いはじめる。「投げKISSをあげる」と嘯くことで自分自身をはげましている、弱く愛おしい一人の人間をそこに見る。そして私自身もそんな人間のうちの一人なのだと気がつくのだ。

 

 

 

どうでしょう。私は、「小山田壮平いとしい」ということを伝えたくて必死なファンガール感が溢れた文章で笑ってしまいました。レポートではそれっぽく締めてはいるんですけど、熱が伝わったのか、教授からの評価は上々でした。ありがとうございます。教授、この曲聞いてくれましたかね?

 

と、まあ、歌詞もレポートに書くくらいには好きです。平易な言葉が連なっているのに、なかなか同じようには書けないなあと思います(別に作詞をしたことはないのですが)。どこか突き放したような、自分のことすら常に俯瞰して見ているような変な冷静さが隠れているような。へんにこねくり回された、いかにも「しっかり考えました!」という歌詞ではなく、するっと口から出てきた、みたいな歌詞って一番難しいんじゃないかなあ。この言葉選びと紡ぎ方は稀有な才能だと思います。

 

とにもかくにも、33歳のお誕生日おめでとうございます!

 

 

 

人のプレイリストが見たい

 

こんにちは。昨日親知らずを抜きまして、幸い痛みは軽いのですが、ものを噛むのが億劫です。「怖いから歯医者には行かない」*1とか言ってないで早めに行って早めに抜歯すべきです。

 

 

本日はメサイアの新作映画、極夜の公開日です。おめでとうございます。私が観に行くのはもう少しあとになりそうですが、楽しみです。「サクラたちに温泉入ってほしい」という願望がほぼ叶ったようで、嬉しいです。次は……そうですね、夏祭りにでも行ってほしいです(平穏すぎる)。

 

 

メサイアといえば、二年前にこういうエントリを書いていました。

 

 

tsukko10.hatenadiary.jp

 

 

今見てみると「そうかな?」と思うところもあるのですが(そして一度も更新されていない)、「新世紀のラブソング*2」については、めちゃくちゃ自信をもって「メサい曲」と言えます。誰のイメージ……ということはなく、メサイア全体に流れる空気感がある曲のように思います。

 

シリーズを追っていくうちに私の中での解釈もそこそこ変わってきたかな? と思うので、そろそろ更新したいなあ……と思いつつ、いつも後回しになってしまいます。今まさに未見だった以前の作品を見ているところなので、見終わった折にでも更新できたら……。

 

 

さて、私は作品/人物/推しCPなど、何かに関するプレイリストを作ることが好きです。

 

たとえばファンアートだったり小説だったり、二次創作の方面はさっぱりなのですが、そういう人間でも「私は○○をこう解釈しています」というのを簡単に提示できるのがプレイリストの利点だと思っています。なんと曲を並べるだけで出来る! 便利ですね。色んな人のプレイリストを覗き見したいので、なんかそういうサービスが出来ないかなあと夢想しております。プレイリストの傾向から作品がサジェストされたりしたらめちゃくちゃ捗る気がします。私が。

 

 

ちなみに私の推しCPプレイリスト、ほとんどの場合「Brilliant Blue*3」「ブリュレ*4」「ローリング・コースター*5」のどれかが入ってくるのですが、ここまでくるとこれらの曲が先にあってそれに合うCPを愛好しているのかもしれません。イメソンが先か推しCPが先か、みたいな。

 

 

ということで、人のプレイリストが見たいのでガンガン見せてほしいなあという話でした。

 

 

来月で2年だそうです

 

 

お題「ブログをはじめたきっかけ」

 

来月ではてなブログを開設して2年になるようです。 ちょうど「ブログをはじめたきっかけ」というお題が出たので、いい機会だし振り返ってみようかなあと。

 

元々、舞台の感想はnoteに書いていたんですが、noteって割と孤独というか、まさに「一人で自分のノートに感想書いてる」感じで、同じような使い方をしている人もなかなか見つけられませんでした。「もっと色んな人の感想、読みたいなあ」と思っていたところに、はてなブログの「若手俳優について」グループを見つけ、スター機能も面白いなと思い、いそいそと移ってきました。以上です。ブログはじめるのにそんなたいそうなきっかけも何もないですね。

 

ちなみにブログタイトル「夢と現実いったりきたり」は、ふぇのたすの曲「スピーカーボーイ*1の歌詞から拝借しています。

 

 

それにしても、はてなブログにしてから、自分の観た舞台でも色んな感想があるなとか、この舞台面白そうだなとか、この俳優さん気になるなとか、入ってくる情報量が増えて、なかなか面白いです。あと、インターネットで人とつながる楽しみも覚えました。色んな人の影響で、興味の幅も随分広がりました。人生が楽しいです。

 

若手俳優について」グループも、私が参加した時は参加ブログがまだ2桁だったと思うのですが、いまや250ものブログが参加していて、すごいなあ……と思いながらよく眺めています。そのうちに、舞台を観ること、俳優さんを応援すること、それらについて考えること……はもとより、それらを愛好する人たちの「私の好きなものは最高!」という感情に基づくエネルギーに触れることも楽しみの一つになってきたようです。好きな舞台や俳優さんについて、素敵なエントリーを書いている人たちを見ると、素敵だな、私もそうありたいなと……思ってはいるのですが、なかなか文章を書くのは難しいなあと痛感しています。最近は考えるのを放棄して「最高!」「うれしい!」を最大フォントで記しはじめました。精進します。

 

自己満足でしかない、更新も滞りがちなブログですが、日記が1日で途絶える自分にしては珍しく2年も続いているので、好きなものや素敵なものに出会える限り続けていけたらいいな、と思います。