ハイステ再演
*1:初演でも言ってました
3月の記録
さて4月です。4月というと椎名林檎の『ギブス』が自動再生される脳みそです。さすが3月は去る、というだけあって、教習バイト教習バイトで慌ただしく過ぎ去ってしまいました。この1カ月全くエントリを書けずじまいだったので、3月に観た舞台の感想を記そうと思います。どうぞ。
3月2日 『ETERNAL CHIKAMATSU』
@シアター・ドラマシティ
わたくし大学では国文学を専攻しておりまして、授業で人形浄瑠璃なども少々嗜んでおります。なんちゃってですけど。『ETERNAL CHIKAMATSU』は近松門左衛門の『心中天網島』を題材にしたお話で、チケットも普通にとれるし~という感じで観てきました。パンフレットに(すごく個人的なことで)衝撃を受けたり 、私の中でのおさん像と若干違ったりはしましたが概ね良かったです。演出が本当に素敵でした。そして中村七之助が本当ーーーーーに美しい!女形の方の所作ってあんなにも美しいものなのか。余談ですが中島歩くんは『フェードル』でも松田凌と恋愛してたな・・・と思いました。
私の近くに恐らく七之助ファンのおばさま方がいらしたのですが、歌舞伎役者のファンって本当にパッション溢れてるなあと思いました。この間テレビで大衆演劇の特集を見ていて思ったんですけど、将来はお金持ちのマダムになって自分の趣味につぎ込みたい。数十年後何にハマってるんだろう!?テニミュ10thシーズンとか追っかけてたらちょっと面白いな。テニミュは100年以上続いて伝統芸能になってほしい。
3月27日 シアターシュリンプ第2回公演『ガールズビジネスサテライト』
【シアターシュリンプとは】スターダスト芸能三部のアイドル、私立恵比寿中学の舞台。エビ中は昔にちょっとハマっていた時期がありました。今は全然追ってないので新曲とか新メンバーのことはあまりわかってないし、このシアターシュリンプというプロジェクトも初めて知ったのですが、スタダ狂いの友人Yを軽く誘ってみたところ釣れたので行きました。若手俳優が出る舞台観劇に行くと大抵周りが女性なんですが、今回はその逆でした。トイレめっちゃ空いてるし、喫煙所で大量にたむろしてるし、あー女子ドル現場だ、と思いました。そんな肩身の狭い中、C列ドセンを引き当ててしまって戦々恐々。普段もこの運発揮してほしいところですね。
一言で言うと、とあるファミレスで起こるドタバタコメディ。でも各登場人物からすればその全てが真剣で、悲劇的状況だったりする。チャップリンの言葉で「人生はクローズアップで見れば悲劇。ロングショットで見れば喜劇」というものがありますが、何となくその言葉を思い出す舞台でした。ぁぃぁぃ(廣田あいか)が印象的でした。全然違うんだけど『道』のジェルソミーナを重ねて観ました。あとは彩花(安本彩花)の男装が本当に最高にかわいかった。日本の宝。デス電所の浅見さんもかわいかったです。
友人Yは舞台楽しいね!と言ってくれたし、テニミュにも興味があるらしいので連れていきたいと思います。彼女は観劇後、某エビダンの現場へ颯爽と向かっていきました。スターダストに搾取されるのもまた人生ですね。
3月27日 舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~ライブビューイング
前回のイレギュラーにそんなに入れ込めなかったこともあって、チケットをとるモチベーションがなく見送っていたのですが、なんかやっぱりペダステを見届けたい気持ちがむくむくと湧き上がってきたのでライビュに行ってきました。ペダステって演者的にめちゃくちゃ体力を使う舞台だと思うんですが、観る分にも精神的にどっと疲れるというか、気力のいる舞台です。イレギュラーは完全にそこが問題で疲れてしまったんですよね。今回もちょくちょく集中力が途切れてしまって・・・でも好きなエピソード*1、好きなキャラ*2のおかげで何とかなりました。ライビュなのも大きかったかもしれないです。個人的には100点!いや200点あげる!!と言いたい部分と、もう疲れたから休憩させて!という部分の落差が激しかったかなあ。チーム二人が倒れ込むところと杉元が優勝できなかったことを知るシーンでは割と本気でちょっと泣きました。今泉に声をかけられた時の表情だけで山本一慶は天才だって確信しました。鯨井くん、顔も身体もつよくて本当によかったです、好きです。ナミヤでも見られるので楽しみ。
ところで「植ちゃんのアイシャドウめっちゃ綺麗」ってペダステを観たらいつも思います。ハイライトの入れ方とか、グラデとか、めっちゃ綺麗ですよね。
短いですけどこんなところでしょうか。とりあえず4月はハイステ再演が控えていますのでそこに向けて調整に入っていこうと思います。今回も私は達成くんのブロマイドを買ってしまうのか。
テニミュをみている
最近はもっぱらテニミュを見ています。先日3rd山吹を見てから、友人に借りたDVDだったり前にWOWOWで放映されたものだったり、少しずつ。2ndの不動峰・ルド吹・氷帝は見ました。
感想はもう「最高」の二文字に尽きる。これまで見てなかったのが不思議なくらい最高です。教習行ったりバイト行ったりしている中でも、常に「テニミュが見たい・・・」と言っています。中毒患者のようだ。下品な言い方をすれば、テニミュはもはや合法ドラッグですね・・・。
歌も演技もダンスも(時々上手い人はいても)全体としてレベルが高いとは言えないんだろうな、というのは素人目にもわかります。でもそんなの全部すっ飛ばして最高なんですよね。観客を楽しませる夢の世界です。ディズニーランドに負けてません。本当に最高の総合エンタメ作品だと思います。見るだけで楽しいし、きらきらしてるたくさんの男の子たちに声援を送ることをめちゃくちゃ肯定してくれる。
軋むテニスシューズの 音を覚えていてね
弾んたテニスボールの ラリーを覚えておいてね
試合が終わった後も 人生は続いて行くよ
滲む悔し涙の きらめき忘れないで
決まった勝利のポーズ 瞳に焼き付けておいてね
今後の俺たち全員 この日を忘れはしないよ
『頑張れ 負けるな 必ず勝て』の歌詞、俳優たちのことを考えながら聴くとめちゃくちゃ沁みるんですよね。三ツ矢雄二よ・・・。
ところで、情報として知ってはいたのですが、見てみると本当に知ってる子ばっかり出てるな~と驚きます(2ndの話)。まさしく若手俳優の登竜門。みんな初々しくて最高にかわいい・・・。
テニミュ、全人類に見てほしい。日本に生まれてよかった。東京オリンピックでテニミュやんないかなー。クールジャパンっつって。
公開する前に 読み返してみたら、このエントリ、「テニミュは最高」の一言でおさまる・・・。
The calling
ちっぽけな街の4人の少年たちは、高校の卒業を間近に控えていた。
もうすぐそれぞれの道を行くが、自分たちの友情は永遠だと信じていた。
しかし遠い夏休みの思い出が、固い絆で結ばれた彼らの未来に影を落とす。
高校生最後の日々を謳歌する彼らの身に、やがて事件は巻き起こる!
青春・友情・UFO!呼び掛ける声を追い求め、目指せファーストコンタクト!
フォアコン企画パート覚え書き
企画パート
握手会
感想
橋本祥平氏についてのメモ
*2:コウメちゃん
*3:
池田「祥平は現場でもみんなにかわいがられてるよね。まあ、笑いのスキルがまだ足りないけど(笑)。」(stage PASH!インタビュー)
*4:初期の服装はTシャツにパーカーにハーパンにリュックって感じだった
鈴木「そのせいで、斎藤一が軽くならなきゃいいんだけどね〜?」
橋本「いや、役には支障がないようにします!こういうイジりも愛情だって分かっているんですから!勝吾くん、すごく優しいんですよ。僕、今回途中からの稽古参加だったんですけど、心配して連絡くれたり。その時ちょっと元気なかったんですけど、勝吾くんが心配してくれたからすぐ治った」
鈴木「浅いわ〜」
(ミュージカル薄桜鬼新選組奇譚パンフ 座談会)
橋本「でも僕、薄っぺらいってよく言われるんですよ。言葉が軽いって」
池田「ハハハッ。何も理解してないのに「わかります!」ってすぐ言うから(笑)。でも憎めないんだよね」(stage PASH!インタビュー)
井深「橋本くんの第一印象は、すごくかわいくて弟にしたい!(中略)礼儀正しいし、謙虚だし、このゆとり世代に舞い降りた天使じゃないか、って。橋本くん」(newbie!インタビュー)
ーーかわいい弟みたいな感じ?
池田「いや、ペットかな(笑)。犬でも猫でもない、祥平という生き物。(中略)ふわふわしてるように見えて、信念があるんだよね。そういう男っぽさもありつつ、後輩としてもいてくれるから、かわいいなあって。」
橋本「僕はもう純矢先輩についていきます!飼われたいです!(笑)」(stage PASH!インタビュー)
松田「祥平くんはマジで可愛くて、見ているみんなが明るい気持ちになれる。本当に太陽みたいだなって思います」(ミュージカル薄桜鬼 新選組奇譚パンフ 座談会)
舞台ハイキュー今日の2ショット第2弾は西谷夕役の橋本祥平です!顔可愛いというか、もうほぼ女の子やな。こんな彼女ほしい(笑)
これが西谷になると、全然違うんよなぁ。お調子者な所もあるけど、凄く熱いヤツ。そんな西谷夕に要チェック!! (林剛史Twitter @H0815T)
*12:
*13:
「橋本君のシンデレラストーリーには胸が熱くなるものがありますね。ミュージカル『薄桜鬼』に憧れた人が、その舞台に立つところまできたんだという。彼は毎回、オーディションでミュージカル『薄桜鬼』の歌を歌ってたんですよ。それ、君がこの作品を好きなのはわかるけど、音を外したらばれるよ、っていう(笑)(毛利)」(Trickster Age)
ミュージカル薄桜鬼 新選組奇譚
2016年1月17日 マチネ@大阪メルパルクホール
今日は薄ミュを観てきました。1年前の今ごろ、なんとなく観に行った藤堂平助篇で今の推しと出会ったので私の原点です(大げさでしょうか)。今回は『新選組奇譚』というタイトル*1だったので、薄ミュはこれで終わってしまうのかな・・・という不安があったのですが、対談だったりカテコだったりを見聞きする限りは、次回作への意欲もバリバリな感じなので大丈夫な気がします。まあ、終わる終わらないの話を抜きにしても、このタイトルだと「めちゃくちゃ気合いいれてるんだろうな」と期待してしまいますね。なんといっても芹沢がいる*2! 久々に生で祥平くん、薄ミュ、ということもあって力みつつ観劇しました。以下ネタバレありの感想です。
まず、ちょっとうーん、と思ったことから。個人的には「歌詞が聞き取れない問題」が発生しまして、色々考えてしまいました。音が大きすぎたのか、私の耳が悪かったのか、席が悪かったのか*3、はたまた演者の問題なのか? 多分音が大きすぎたのかな、と思いますが、割と重要な台詞も曲中で歌っている以上、「歌詞が聞き取れない」のは気持ちが乗り切れなくてちょっとストレスでした(幸い、薄ミュは数作品鑑賞していて流れを把握しているので、脳内で補完することはできたのですが)。それから、ほぼほぼ新曲*4だったので、どうしても今までの楽曲に馴染んだ耳と脳はとても混乱してしまい・・・。時々知っている曲が流れると安心しました。物語も、これまでの公演と比べても一番要素が詰め込まれている感じを受けました。私はまず「前知識ゼロの初見の人がちゃんと筋を理解できるのか」を考えてしまうのですが、これはどうなんでしょう。『黎明録』を踏まえての内容、ということもあってか初見には向かないのかも・・・と思いました。
マイナス面はこのくらいにしまして、祥平くんのことを。本当に成長したのだな、と思いました。佇まいにだいぶカタさがなくなってきていました。2015年だけでも8本舞台に出て、確実に場数を踏んできたのがよくわかって、妙に感慨深くなってしまいました。初めの方に少し音程を外してしまっていてちょっとだけ不安になりましたが、歌も演技も着実によくなってきているので、今は色んなことを吸収して、2016年もさらなる成長を期待しています。広背筋がきれいです。ごはんの歌だったか何だったか、はける前にちらっと千鶴を見るのが、強烈にぐっときました。カテコで勝吾くんが喋っている横でずっとニコニコしていたのもとてもかわいかったです。どの現場でも「かわいい」と言われている気がしますが、松田岳くんにも言われてた・・・*5。誰からも認められるかわいさって、きっと才能だから、これからも存分に発揮してください。
ちょっと通信簿のコメントのようになってしまいました。
今回の薄ミュ、松田副長のかっこよさに圧倒され、原田とんちゃんのスタイルに目を剥き、でもやっぱり薄ミュで一番いい男は新八だな・・・と思いました。「千鶴ちゃん」の言い方でノックアウトです。黎明録からのキャストがみんなそれぞれ成長していて、前よりもしっくりきました。個人的にはBEAUTIFUL DRUNKARDSが本当に好きで泣けるので(特に平助ソロ)、なくなって悲しい・・・。かわりのごはんの歌か筋肉ダンスのときにアイドル感を振りまいていたアンサンブルの人がどの人だったのかが気になります。最期、千鶴が1人でまた人間の中で生きることを決意する、あのラストは好きです。ちなみにトリプルカテコでは荒牧氏が太良さんのことをおんぶしておりました。
ところで次の舞台のチケットを取っていないのでした。何を観に行こうかな・・・。