夢と現実いったりきたり

「一生ファンでいる」って念書に判子押してもいい:『NCT127 Arena Tour 'NEO CITY:JAPAN - The Origin'』

2/23(日) 武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

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バーミヤンで餃子に夢中になってたら開演5分前に滑り込み入場になったしFC抽選も終わっていたのがハイライト

 

SET LIST

  1. Cherry Bomb
  2. Come Back
  3. Limitless
  4. Chain
  5. Fly Away With Me
  6. Back 2 U(AM 01:27)
  7. City127
  8. Angel
  9. End to Start
  10. Kitchen Beat
  11. No Longer
  12. Long Slow Distance
  13. Regular
  14. Wake Up
  15. Baby Don't Like It
  16. UNDERCOVER
  17. Wakey-Wakey
  18. Good Thing
  19. Touch
  20. Heartbreaker
  21. Replay(PM 01:27)
  22. Fire Truck
  23. Superhuman

【EC】

  • Welcome To My Playground
  • Summer127
  • Highway to Heaven
  • 0Mile

 

感想

 こんなものを見たら「NCT127しか勝たんのだが?」ってイキリオタクになってしまってももう仕方がないのでは。セットリストは前回のツアーを軸に新曲を組み込んだ形となっていて、前回ツアーの映像を何度も繰り返し見ていた身でも新しいものとして楽しむことができた。

 

 NCT127のことを「K-POP界のミシュラン三つ星」と勝手に呼んでいる。顔よし曲よしスキルよし、と三拍子揃っているから。それを遺憾なく見せつけられた……だけにとどまらず、その高い期待値を軽々と超えてきた。完敗。NCT127が売れない世の中に用はない。それくらいのビッグマウスは許される。最高。

 

 個人的に一番衝撃を受けたのが歌の強さだった。バラード曲ってコンサートで魅せるのが難しいジャンルだと思うのだけど(中盤に挿入されているとそれまでのノリがリセットされてものすごく冷静な気持ちになることがある)、そこを難なくどころか「バラードが!!!ものすごく!!!よかった!!!」と言わしめるのだからすごい。特にドヨンの歌の表情の豊かさには目を瞠るものがあった。このひとこんなにうまかったのか、とひっくり返りそうになるほどよかった。そこに笑ってしまうほどうまいテイルの声が入ってきて、この両翼がいるってとんでもないことだなと。なにが怖いって、「NCT127はみんなうまい」という前提があるにもかかわらず、「うますぎる……」と思ってしまうところ。わたしの中でイリチルのボーカルは、芯となる大黒柱のテイル、色彩を加えるドヨン、縁の下から支えるジェヒョン 、隠し味のスパイスヘチャン、というイメージになりました。

 

 曲の強さにも改めて気がつけるのがコンサートのいいところ。前述のバラード曲全般のよさを噛みしめられたし、本当に捨て曲がない。すごいことです。この公演のハイライトを挙げろと言われたら〈Touch〉〜〈Replay〉!〈Touch〉の多幸感についてはもはや説明不要だけれど*1、それに続く〈Heartbreaker〉〈Replay〉の流れで「一生この空間にいたい」と思わされる上がりっぷりだった。特に〈Replay〉の"I just want to be loved"でペンライトでメンバーと客席がお互いを指すところ、歌詞の内容も相まって「あなたたちを応援しています」というのを合法的に伝えられる、それを肯定されているような気持ちになってたまらなかった。

 

 個人的に大好きな〈Dreaming〉*2はセトリ落ちしてしまって残念だったので、またどこかで聴けますように……

 

 MCや挨拶ではメンバーの日本語、特にイントネーションが明らかに上達していて、韓国語の勉強が滞りまくっている我が身を恥じた。忙しさ1万倍くらい違うのに。ジェヒョンが一生「声が小さい!」って煽ってきたんだけどハマってるのかな? 謎の男ジェヒョン……アンコールの声を気に入ったのか何回かC&Rしてご満悦だったジャニ、本当に一生かっこよくて今回めちゃくちゃ見てしまった。一応テヨンペンだけど、座席の問題もありあまり見れなかったのです。

 

 席はスタンド3階(アリーナが2階だから実質2階)下手後方列。センステの奥まったところでパフォーマンスされると下手側のメンバーが左右に配置された巨大スクリーンで見切れてしまうのと、せっかくアリトロでまわってきてくれても全く見えない(後者は会場の傾斜がゆるめなせいだと思う)。ただステージ上は近く感じたしよく見えて悪くなかった。それより問題なのは音響が……ひどい……音響死に死にの森と名付けたいくらいひどかった。アリーナとか正面だとましなのかも? ボーカルに感動したからこそしっかりした音響で聴きたい気持ちが大きい。

 

 SuperMとかDREAMとかもろもろのあれやこれやはあるけれど、NCT127が世に送り出すものに対してますます信頼しかない。そんな彼らが2nd Full Albumを!3月6日に!リリースします!!! 既にティーザーが出ていてそれがまたどれもこれも最高なので見て・聴いてください。以上宣伝でした。

 

 以上、「一生ファンでいる」って念書に判子押してもいい*3くらいのテンションでお送りしました。実際は一生とか怖くて口にできないけど、これからも日本ツアーがあれば行く程度のお茶の間ファンとしてNCT127のことを見守っていきたいのだぜ。

*1:

*2:作詞が元スーパーカーのジュンジなんだよ!!!

*3: