夢と現実いったりきたり

HAKU-MYU LIVE 2に行ってきた

8月12日(金)マチネ@京都劇場

 

ミュージカル薄桜鬼HAKU-MYU LIVE2に行ってきた。初日だし、ネタバレを気にしてツイッターでつぶやくのも憚られるので、ブログで、衝動のままに書きます。まだ耳が若干遠い。

 

 

なぜか今回のライブからのキャスト変更があったり、奇譚の曲をあんまり聴きこんでなかったり、不安要素は多々あったけど、言っていい?楽しかった……。ナンバーとかあんまり覚えてないけどできるだけ時系列順に書きます。

 

開演後少し曲をやってからのMC(と言うべきかわからないけど)。新選組がわいわいやってる中、階段のところで座ってる風間・不知火がじわじわくる。祭りということで一くんが一発芸を披露(阿波踊りみたいにヤイサヤイサするやつ)。それを風間が「くだらん」と一蹴、じゃあてめえが見せてみろ、と土方が発破をかけ、不知火も「いつもの見せてやれ!」とさらに煽る。

 

風間「俺の名前は風間千景。だが巷ではちー様と呼ばれているらしい。今日は存分に呼べ」

客席・ステージ上「ちーさま~~~~」

風間「だれだ今ちーかまって言ったのは」

父様「私ではありません、芹沢さんです」

風間「ちーかまとはなんだ?」

不知火「後で教えてやっから」 

 

 かわいいの極みか???

 

そして割とソロ曲が続き、左之ソロかと思いきや千鶴とのデュエット!!!!!!大興奮!!!!!!!千鶴の頭を撫でたり、抱きかかえたり、これは実質原田篇では???後生だからとんちゃんで原田篇やってください。手足が長すぎるし、顔が良すぎるし、歌も上手いし、やたら色気があるけど普段はかわいい顔文字使ってる東啓介一体何歳なんだ?*1本当にありがとうございました。

 

芹沢ソロでコールができてうれしかった……(芹沢好きなので)。父様と入れ違うときに「綱道」「芹沢」ってお互い歌い始めて、終いにはつい笑ってたのとか、おじさんたち本当に楽しそうでよかった。そしてそこからのスーパー萬時タイム。パンフに「今回が、過去の作品すべてを通して、最も鬼としての力を発揮することになるでしょう」と載っていたけれど、本当に一番目立ってた。エアー和太鼓をたたき、頭にしめなわをしめ、ギラッギラの法被に生足の父様は輝いてました。最後千鶴を引っ張って「和太鼓の練習だ!」ってはけるところまで素晴らしかった。

 

みんな大好き筋肉祭りでは「胸鎖乳突筋」で一君にスポットが!嬉しい……。ところで鬼たちが登場した時の一君、咄嗟に刀に手をかけたものの丸腰だったためおろおろしてる図がめちゃくちゃかわいかったことを報告しておきます。

 

曲の合間に風間・不知火によるビーチバレー(すいか型)対決。風間が「前にも似たようなことをしたな、あれは正月だった…」と回顧しているのをばっさり切る不知火、というのがツボでした。対決が始まる前に客席から「ちーかまがんばれ!」の声を受けた風間がしばらく後ろを向いて動かなかったのは多分笑いをこらえてたんだと思う。一回戦では不知火の勝ち。「鬼の誇りを捨てたのか!せっかく(ラリーを)続けようとしてたのに!」とご立腹の風間をなだめて二回戦。風間が打ったボールが客席に返り、観客がちゃんと舞台上に返すというファインプレーが炸裂。「返したのは誰だ!ほめてやる」とちょっとご機嫌な風間の勝ち。そして三回戦も風間勝利。どう考えても小さい子供(風間)と遊んであげてるお兄ちゃん不知火の図だった。

 

 

一旦上に避けられていたスクリーンが下りてきて、トークタイム。浴衣姿の毛利さんと松田凌くんが登場。終始にこにこしてる毛利さんとほわ~っとした凌くんのゆるい空間だった。「なんか袖で見ててすでに目頭あついわあ」と感慨深そうな凌くん*2、「みんなすっきゃで♡」と言う凌くん*3、持っていたうちわを客席に「これあげるわあ~~♡」とあげちゃう凌くん(「本当は投げたかったけど危ないから……」と言っていた)*4。本当にずっと語尾に♡ついてる感じだっためっちゃかわいい。その後、過去の凌くんのダイジェスト映像を流したんですが、自分の演技を見てる間ずっと恥ずかしそうに顔を覆ったり、照れ笑いしたり、終いにはしゃがみ込んでました。*5

 

凌「音めっちゃ外してますね!」

毛利「いや、でも様になってたよ。様になってるってのもおかしいけど」

 

有名なオーディションの時のエピソード

毛利「俺、絶対こいつ落としてやるって思ってた」

凌「(爆笑)俺、今だから言えるんですけど、オーディションをもともと平助で受けてたんですよ。斎藤になったからびっくりした」

凌「殺陣のオーディションの時、殺陣なんてやったことないから、斬られて死ぬ演技ができなくて。他の人の演技を見て盗んで出来るようになってやる、って思ってたから斬られたのに死なずにずっと演技見てた」

 

毛利さんに「久々に斎藤の台詞とかやってみる?」と言われて、毛利さんを千鶴に見立てて演技したんですが、「右差しひさしぶりや~~」といいながらなぜか左に差していて客席がざわついた。で、台詞をやりおわってから「逆に差してた!」と気づく凌くん。その後風間を呼んで立ち回りをやろう、ということになってもまだ左差しだったので、客席から「刀逆!」と指摘を受けた凌くんの「さっきなおしてん!」発言が未だにどういう意味かよくわかってません(結局左差しのままやってた)。

 

それにしても、風間が出てきたときの、

凌「ちーかま~~~!」

風間「お前は誰だ」

凌「あ、初めましてになるのかな、役者をやってる松田凌と言います」

こういうやりとりとか、なんていうかフォレストページのトリップものの夢小説感がすごかった。風間だけじゃなくて初演メンバー(父様、不知火)も登場して、風間が仲良しの俳優・鈴木勝吾から預かったという凌くんへの手紙を読み上げてました。「かわいい凌から、かっこいい(「頼もしい」とかだったかも)役者・松田凌になった」とか、「これからも公私ともによろしくお願いします」とか、エモかったです。「もうあと五分とかここにいたら泣いちゃう」といってトークは終了。

 

後半は割と黎明録とか奇譚のワンシーンを再現した構成になっていたと思います。芹沢さんが好きなので、黎明録の芹沢戦から龍之介の決意のシーンまではちょっともう手拍子とかできなかった。C&Rは前回のライブの入隊試験と同じ感じで、総司→山崎→近藤→土方の順。山崎の「監察方になりたいのなら派手なのはダメだ!小さい声でやる!」って言って小さい声でヤイサヤイサ言ってたのが面白かったです。客降りもあったけどあっちこっちみんなやってくるから目が回った。祥平くんはだいたい上手側だったので全然やってきませんでした(がっつり下手側)。

 

カテコで薄ミュ公演100回の勝吾くんと佑介くんに花束贈呈。まつがくから勝吾くん、まっきーから佑介くんに手渡し後、まつがくと勝吾くんがハグ、佑介くんもとんちゃんとハグ。その流れで、恒例の一人一言は勝吾くんと佑介くん。花束をもって並んでる二人を「結婚式みたいだね」と評したのはまつがくだったかな……。佑介くんは「100回記念がライブっていうのも面白い、ライブだからあんまりしんみりしたくないんだけどな、どうしよう」と言いつつ比較的真面目な挨拶をして、勝吾くんは佑介くんと凌くんが真面目なことは言ってくれたから、と、「二階席盛り上がってるか!」「一階席奥の方!」「一階席真ん中!」「一階席前の方!」「京都劇場!」っていう煽りをしていた。さすがココア男。だ……。

 

 

はーめちゃくちゃ楽しかったです。祥平くん、声の伸びがめちゃくちゃ良くなってませんか!?大体祥平くんを目で追ってたんですが、とんちゃんが歌い踊ってるとどうしても見てしまう。というか、全く知らない状態で観たとして、とんちゃんに目を奪われない人がいますか?いません。何回も言うけど、後生だからとんちゃんで原田篇をやってください。もう今日は疲れた……。音と光と俳優たちの発する後光を摂取しすぎたので何もやる気が起きません。明日は3rd氷帝を観に行くんですがコンテンツとイケメンの光の過剰摂取で死ぬんじゃないだろうか。

 

 

 

*1:同い年です

*2:かわいい

*3:私も好き、かわいい

*4:私も欲しい、かわいい

*5:は~~~~???かわいい