夢と現実いったりきたり

見たものの感想 思ったことなど

いつかは旅立っていく それぞれの場所へ

今週のお題「卒業」

 

 明けない夜はないし、終わりは始まりである。しかし、昇った日は沈むし、始まりは終わりへのカウントダウンであることも、事実だ。

 

 メサイア新シリーズ、『暁乃刻』が千秋楽を迎えた。また二人、サクラがチャーチから旅立った。舞台から走り去る白崎護と悠里淮斗(姿形こそ変わってしまったけれど)の姿は、とても強くて美しかった。

 

 チャーチから立ち去る白崎を見送ったのは、同期である有賀だった。これで、彼はサクラ候補生の中で一番の古株になった。つまり、次は彼の番だ。有賀と、彼のメサイア・加々美に与えられたのは「悠久」。悠久なんてあるのだろうか。開いた舞台の幕はいずれ閉じる。サクラ候補生たちはいずれチャーチを卒業する。サクラはサクラで、いずれ散る運命にある。儚いものだ。その儚さこそ美しい、なんて見方もあるけれど、私は有賀に儚く散ってほしくなんてない。間宮を喪って、加々美と出会って、どんどん人間らしくなった有賀がどんな風に生きていくのかが見たい。有賀と加々美のメサイアは、どんな「悠久乃刻」を見せてくれるんだろう。私たちは暁を知り、悠久へ歩みだす。たくさんの期待と、少しの不安を胸に持ちながら。

 

 

 

 

 

 

信頼してるよ。任せたよ。卒業なんて寂しいけれど、あなたたちの卒業をいっぱいの拍手で見送りたいから。