夢と現実いったりきたり

SuperM、Mステに出るって本当ですか?/正規1集『Super One』リリースに向けて

SuperMがMUSIC STATIONに出ます

 

 というわけで、出るらしいです、Mステ。今の時期はどうしても「日本に来て大丈夫か?」っていうのが第一声(というか最初は当たり前のようにリモート出演だと思ったんだけど)になってしまうな……。本当に来日するのであれば、まずは健康を第一に考えてあげてほしいものです。

 

 なによりもSexy Zoneとの共演が楽しみすぎるんですよね。ジャニーズが生み出した愛の怪物・中島健人師匠と推しが同じ画面に収まる(のか?)だなんて……。あとTXTも出演するということでBighitとSMの微妙な緊張関係を勝手に(本当に勝手に)感じつつ、2時間SPとはいえ、日本で最も有名な地上波音楽番組にK-POPアイドルが2組出演することに時流を感じます。こういうのってどっち側からオファーを出すんだろう?

 

 「SuperMとして」の出演に複雑な感情を抱えてる人もいるだろうけど、個人的には「祭りだ!」の思いの方が強め。スポーツバーで観戦したいくらい。そもそもわたしはSuperM自体を祭りだと思っていて、SuperMが発表された当初も楽しみにしていた派なんですよね。こんなブログ 書いてたし。

 

 ただ正直な話、〈Jopping〉のことはあんまりよくわからなくてですね。いまだに「で、結局〈Jopping〉ってなんだったの?」と思ってる節はあります。マークのラップは500回くらい聞いたけど……。今回ひさびさにEPを聴き直してみて、やっぱり〈Super Car〉が一番かっこいいなと思いました。

 

▲〈Jopping〉MV

 

▲〈Super Car〉音源

 

 正規1集『Super One』の発売に先駆けて公開されたタイトル曲〈100〉も、これまたあんまりよくわかりませんでした。〈Jopping〉と同じ種類のわからなさだったから逆に安心感がある……といえばある。

 

 この場合の「わからない」は単純に自分の好みではない、という意味で使ってます。おそらくSuperM陣営がゴリゴリに意識しているであろうアベンジャーズでたとえて言うなら、アベンジャーズは面白くて好きだけど、世界観とか美術面で好きかと問われたら別にそうでもない、というのと同じ感じのわからなさ。

 

 〈Jopping〉も〈100〉も近未来へのこだわりは感じるし、We're the futureの体現としては正しいのかもしれない。その「近未来」表現がわたしに刺さらないだけの話……だと思います。

 

▲〈100〉MV

 

 ちなみに〈With You〉がめちゃくちゃ好きなので配信されるのはうれしいです。

 

▲ウイルス(不可視)をバット(物理)で倒そうとするテヨンがかわいい〈With You〉

 

 

その他『Super One』関連のこと

 

 ちょこちょこコンテンツが公開されてきているのでそのへんの話も。

 

▲〈TAEYONG Says〉

 

 公開されたときに携帯を投げたやつ。テヨンはかっこいい。それは間違いないんですけど、このシリーズは全体的に「こちら側のまなざし」が内包されている感じがしていたたまれなくて……アイドルのコンテンツなんて多寡はあれど「まなざし」が内包されてるのは当たり前だし考えすぎるなよと言われれば何も言えないけど、わたしにはちょっとダメージが大きかった。でもテヨンはかっこいいのは間違いない。

 

 テヨンがかっこいいといえば、忘れてはならないこのビジュアル。

 

 カラフルな髪色とかオッドアイとか、には言うほど心を動かされないけど(よくそれでK-POPのオタクに……)、なんといっても1枚めの睫毛の影の気合いの入れ方にときめきました。右目には全く光が当たってないところ含めていい。「この"顔"を撮る」という気概が感じられていい。

 でも、本当にこれだけは言わせてほしいんだけど、SMって今車にハマってるんですか? 右見ても左見てもカーレイサー的なビジュアルとか車の出てくるMVとか、どこかに車萌えの人が潜り込んだとしか思えないんですけど……車が悪いとは言わないからもう少しバレないように小出しにしてはどうでしょうか。以上、SMには一生届かないであろう提案でした。

 

 Beyond LIVEで披露された虎がめちゃくちゃ駆け抜けてくる曲がかなり好みだったので、まだ公開されていない収録曲群に期待しつつリリースを待とうと思います。

 

 

『NCT #127 Neo Zone:The Final Round - The 2nd Album Repackage』活動アーカイブ

 DREAMとイリチルのBeyond LIVE感想を書かないまま日が過ぎてしまっているのですが、イリチルのリパケが無事*1リリースされて活動期間に入ったので、細々と(しかし大いにわたしの感想を挟みつつ)映像アーカイブを残していきます。ちなみに絶賛活動中なので随時追加していきます!

 視覚的にも聴覚的にも前回の〈Kick It〉の方がインパクトはあったかな、とは思いますが、個人的には曲としてめちゃくちゃ好きです、〈Punch〉。

 

【KBS】Music Bank

0522

  • 編集版

  • K-Choreo

  • Interview

 

 記念すべき初披露! 個人的にはこのテヨンの裸ハーネスがどうも受け入れ難くて見るたびに泣いてしまうけど、レーザーでボクシングのリングを表現するのが2.5次元舞台を彷彿とさせて懐かしい気持ちになりました。ドヨンがアカペラで歌う〈Make Your Day〉を聴いているときのテヨンがかわいいインタビューも一緒にどうぞ。ていうかインタビューのときはインナー着てるじゃん……

 

MBC】Show! Music Core

0523

  • 編集版

  • 全体Cam

 

 うまちゅんで着てるのはMVやティザーで着ていたホグワーツジャケット*2とは逆の配色のジャケットなのかな?沈む世界を救うために立ち上がってそうなのは断然ドヨンとテヨン。正確に言えばドヨンは父親への反発心が、テヨンは母親の愛情の欠乏が強く出るタイプのルドルフって感じ。

 

 〈Punch〉のヘアメイクは、キラキラがポイントづかいされててとってもカワイイ。テイルさんのもみあげに沿わされるラインストーン(かな?)を見たときは思わず膝を打ちました。その手があったか〜、と。

 

 ところでこの日のテヨンの自撮り4枚セットがかわいかったので見てください。キヨキヨギャルじゃん。

 

【SBS】Inkigayo

0524

  • 編集版

  • Full Cam

 

 ジェヒョンの顔の力に圧倒的信頼を寄せているインガのことを信頼しています。〈The Final Round〉自体、コンセプトを全うしているイントロですごく好きなのだけど、この日のインガは格別に好きです。ゲームを起動したときのようなわくわく感がある。王者の椅子から立ち上がるジェヒョン……。

 

 これは余談ですが、「KPOPのアイドルたちってアニメや漫画のキャラクターのようにまなざされてるんじゃないか?」というところをこの頃うっすらと考えていたので、そんな彼らがゲームのキャラクターを演じているのは偶然の一致というかなんというか。

 

 衣装もこのカーレイサー衣装が一番好き。ちょっとオーバーシルエットになることで〈Punch〉の振りが映える気がする。個人的には、前回の〈Kick It〉に引き続き、マークのダンスがお気に入りでついつい見てしまうんですよね……。マークって圧倒的に少年漫画の主人公(相手の力を無効化してしまうタイプの)だと思っていて、そういう彼の性質とこの2作のコンセプトとの調和が心地よいのかもしれません。テヨンは一旦捌けるところまでの振りが好きだな〜と思って見てたけど、ここにきて振りを少し変更してきたり、どんどん〈Punch〉にハマってきてるような気がしています。

 

 フェイスカムを考案した人へ:お歳暮で高級ハム贈るからDMで住所教えてください。

 

 この日はパフォーマンス以外のところでもメンバーみんながめちゃくちゃかわいかった……

 

Dingo

0523

  • 100sec choreography

 

 〈Regular〉冒頭のテヨンと悠太くんがかわいくて、起床即視聴即、泣きました。ユキテキフォーエバー……しかしこのスタイリングだとめちゃくちゃ門真*3のヤンキーだな悠太くん……そんな悠太くんのことが好きです。

 

 

Love Music

0525

 公式の映像がないので、公式Twitterの動画でお茶を濁します。MVの未公開映像(だと思う)にせよ、日本の地上波でイリチルのパフォーマンスを見られることが嬉しい。この頃は日本公式Twitterもよく稼働してるし、何かあったんでしょうか?

 本当に個人的な話ですが、この日早めに寝たら25時半くらいに目覚めてしまい、目も冴えてしまったことだしLove Music見るか……と再生したらにこにこコメントしてるテヨンの姿を見てお餅もびっくりなくらい顔が溶けてしまいました。この頃テヨン見ると笑顔が止まらなくなっている自覚があり、もしやわたしも自粛生活で精神がおかしくなっているのか???

 

 

*1:まあいろいろありましたけど、わたしは件の報道に関して当人へは「気をつけな〜」以外に言うことがないと思っています

*2:ハリーポッター関連のピンバッヂがついていたので

*3:発音は「か→ど↑ま↓」

Beyond LIVE『WayV - Beyond the Vision』

5/3(日)@(任意の場所)

 

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SET LIST

  1. Take Off
  2. Love Talk(Eng ver.)
  3. Regular
  4. Yeah Yeah Yeah
  5. Lovely(Dance cover/Ten,Winwin)
  6. Red Bean(cover/Kun,Xiaojun)
  7. Face to Face(Kun,Ten,Xiaojun)
  8. King of Hearts(Winwin,Lucas,Hendery,Yangyang)
  9. Say It
  10. Come Back
  11. Moonwalk
  12. Dream Launch
  13. [New Song]
  14. Let Me Love You

 

感想

 威神Vをちゃんと知ろうと思ったのはつい最近のことだから*1、メンバーの顔と名前が一致して、曲もひと通り聴いた、くらいの状態だ。そんな、浅瀬どころか「高速バスの窓から遠くの方に海が見えてきた」程度の人間から見ても、彼らの確かな実力と魅力が十分すぎるほど伝わってきた。そしてなにより、彼らを愛おしく思わざるをえない2時間半だった。

 

 客席にネギが植えられてたり、冒頭の空から降る1億のネギだったり……はちょっと笑ってしまったけど、パフォーマンスは文句なしにかっこよかった。威神の子たちを見ていると、宇宙法則をねじ曲げらるような不思議なパワーを持ってそうだな、と思う。重力とか操れそうだし宙に浮いてそうなのに、その5秒後には和気あいあいとじゃれあっている。幼いうちに超能力が覚醒した、しかるべき機関に集められて育った旧知の仲間……みたいな、小説でよくある設定がしっくりくるグループ、それが威神V(という認識)。

 

 いくら「ヤンヤンサンカワイイ」の気持ちで臨んでも、やっぱり見てしまうテンさんのダンス。BDS信者だから贔屓目も多少あるだろうけど、それを抜きにしたってすごい。〈Lovely〉がきたときには流石に叫んだ。

 

 

 〈Lovely〉に限らず、〜〈King of Hearts〉のユニットタイムはメンバーそれぞれの持ち味を堪能できて、よかった。〈King of Hearts〉の楽屋からはじまる感じは普通のコンサートだとやらない演出だろうな……とか、#Honey Butterfly*2を思い出して懐かしくなったりとか、SuperMに引き続き今回も絶妙に映り込んでくるコカコーラで笑ってしまったりとか。やっぱり協賛:コカコーラなの???

 

 ところで、〈Red Bean〉と〈Face to Face〉を歌うクン哥を見ていたら、自然と「結納」のふた文字が浮かんできた。「ヤンヤンサンカワイイ」とか「テンさんのダンスは最高」とか言っときながら、最終的にクン哥のことを好きになってしまうのかもしれない。そんな予感で胸がいっぱいになった。珍しく妄言を吐きました。

 

▲「ヤンヤンサンカワイイ」と「結納」を同時に感じられる動画

 

 わたしは威神のかっこいい曲も好きだけど、「威神、いい!」と思ったきっかけは〈Let Me Love You〉のSelf-Filmed MVだった。個人的にアイドルに求めてるものが全て詰まっているから、問答無用で見てほしい。

 

 

 この曲がラストに披露されるのを見て、胸がぎゅっとなってしまった。コンサートの本編ラストとかECで披露される曲がとにかく大好きなのだ……ここに骨を埋めたいって思える瞬間だから……

 

 今回はビデオ通話でのQ&Aもかなりスムーズに進行していたし*3、先週のフィードバックがかなり活かされているんだなという印象を受けた。ビデオトーク参加者にはライブ終了後にかなりしっかりめのフィードバックを求められたようだし、そのへんの仕事はめちゃくちゃ速くてすごい。

 

 Q&A参加者がメンバーにとても素敵な言葉をかけていて*4、それを受けて思わず泣いてしまったルーカス*5を見たら、外様なりに威神とそのファンひっくるめてみんな愛おしくなった。あのオタク、めちゃくちゃいいオタクだから大往生できると思う。仏教じゃなかったらごめん。

 

 周辺事情に疎いから、なぜ彼らがまともに舞台でパフォーマンスする機会を持てなかったのかはよく知らないけれど、こんなのめちゃくちゃもったいないし、今後しっかり活動させてあげてほしい。ルーカスの涙もそもそもの原因はそこなんだろうし。威神になかなか手を出さなかった一因に「どう活動してるのかよくわからんな……」というのもあったからこそ余計に思う。

 

 とりあえずは新曲がかなり好きな感じだったからカムバを心待ちにすることにします。来週はDREAMだ〜〜

 

 

 

*1:ヤンヤンは高価な靴を集めるのが好き」という情報で急に気になってしまった

*2:中島健人の名作ソロコンサート

*3:叫び厨みたいなのはいたけど……

*4:中国語さっぱりなので誰かの日本語訳を見ただけだけど

*5:「ルーカスは全世界の甥っ子」と言い続けることにしています

Beyond LIVE『SuperM - Beyond The Future』

 

4/26(日)@(任意の場所)

 

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 COVID-19の影響でアイドル(だけではないけれども)のオフライン活動が制限される中、SMエンタが打ち出したのは無観客のコンサート配信、Beyond LIVE。他の無観客コンサートと何が違うんだ……とプレスリリースを読んでみたところ、

 

‘Beyond LIVE’とは無観客の中、今までにない技術を使った演出やデジタルペンライト、そしてオンライン上でアーティストとリアルタイムでコミュニケーションを取ることが出来る等、同時に全世界をつなぐ今までのライブ配信とは一味違ったものとなっています。

ユニバーサルミュージック公式サイト

 

 だそうです。AR演出と観客とのコミュニケーションあたりがBeyond要素なんだろうな、ととりあえず理解はした。

 そんなBeyond LIVEはSuperMを皮切りに、WayV、NCT127、NCT DREAMと、4週連続SM春のネオシティまつりの様相を帯びている。SuperM以外NCTやないか!って言いつつも毎週見る予定。なぜなら僕は民草だから。

 

 色々なエンタメが無料配信されることが多くてありがたいと思う反面、若干もやもやしてるところがあったから、課金制でよかった。無料配信が悪だとは言わないけど、エンタメだって労働だし、労働には対価を払うべきでしょう。あまりにもお金が欲しすぎてしっかりきっちり1分単位で残業代申請してる身だから余計にそう思うのかもしれない。KANEKURE!!!*1

 

SET LIST

  1. I Can't Stand The Rain
  2. GTA(Taeyong)
  3. Dream In A Dream(Ten)
  4. New Heroes(Ten)
  5. Move(Taemin)
  6. Want(Taemin)
  7. Super Car
  8. Bass Go Boom(Lucas)
  9. Betcha(Baekhyun)
  10. UN.village(Baekhyun)
  11. Highlight Medley
  12. Tiger
  13. 2 Fast
  14. Baby Don't Stop(Taeyong,Ten)
  15. Talk About(Mark)
  16. Confession(Kai)
  17. Spoiler(Kai)
  18. No Manners
  19. Jopping

 

感想

 SuperMの活動を全然追ってなかったからかもしれないけど、新鮮に楽しめた。特にソロステージにはとてつもないパワーがあって、それぞれパフォーマンス力がある人たちが集まったのがSuperMなんだな、というのをしみじみと感じた。七者七様の求心力があって面白いし、いろんなことを傍にのけておけばSuperMのコンサートは楽しいものなのだと思う。

 わたしはテヨンペンだから、ぬいぐるみを抱えたテヨンがショッピングカートに入って登場した*2時点で「あ、ここまででチケット代の元取れたな」とすら思った。まだ2曲目なのに。というか今のビジュアルが本当に好きで好きでたまらない。ピンク髪自体もヘアスタイルも本当にかわいいし、金髪テンさんとのビジュアルの相性もすこぶるよくて、このビジュアルのBDSは神の采配かと思った。見た目もダンスも全然似てないのに双子に見える不思議なコンビ、テテン。もっとこのコンビで活動させてほしい。

 

▲テンさんの髪の跳ね具合からして最高

 

 テヨン以外で最も目を引いたのはカイくん。あんまり長い間見ているとうっかり好きになってしまうかもしれない、と思ってちょっと目を伏せた。そもそも見た目が好きなのに、あんな風に踊られたら困る。好きになったらやばいタイプな気がするし、せめてスーツだけは規制してほしかった。 

▲わたしはダンス担なんだよ!!!って泣きながら見たDance Practice

 

 ちなみにデジタル連番*3をしていた友人はマークペンで、マークソロが始まった途端返答が途絶え、かわりにスクリーンショットを連写する音だけが聞こえてきた。もはやそっちにウケてしまってマークソロを冷静に見られなかった。愛は人を狂わせるのかもしれない。

 

 コンサートも舞台もやっぱり現場に出向かないことにはなあ、と考えている今日このごろだったから期待半分・不安半分の心持ちで臨んだけれど、「配信」という形態だからこその演出が映える、よいライブ体験になったと思う。新しい試みで手探りな面は確かにあったものの、そのあたりは今後ブラッシュアップされていくんじゃないかな(幸か不幸か無観客形式のライブは今後まだまだ続く気がするし)。ファンとのオンライン交流タイムに関して特に賛否両論あるんだろうけど、個人的にはテミンさんの日本語能力にいちいち「かっこいい!!!」ってわいわいやってるSuperMの面々、みたいなほっこりタイムに癒されたからまあナシではないかな……。背景に大量のファンが写し出される光景は多少怖いけど。少年倶楽部の番協と張れる。

 というかSuperMって、もしかしなくてもぽや〜んとしてる子が多くてツッコミ不在の集団ですか? ずっと平和でかわいいけど。その中で話を回してたベッキョンさんは本当にお疲れさまでした。

 

 新曲のハイライトメドレーやTigerを見る限り、次のカムバはデビューEPよりも好みな感じがするし期待を寄せつつ、やっぱりはやく無観客じゃないコンサートが出来るといいな、と願っております。

 

 

 

*1:

*2:自分の願望が見せた幻じゃないことを祈る

*3:通話をつないでいただけです

最悪なkissがしたい:K-POPにおけるいしわたり淳治worksまとめ

導入:いしわたり淳治とわたし

 スーパーカーというバンドが好きだった。解散は2005年、当時の自分といえば音楽に興味を持ちはじめたばかりで、LISMO絢香の三日月を聴いたりしていたところだったし、完全に後追いでしかないけれど。

▲本当は動画貼りたいけど公式のライブ映像がなくてしょんぼり。一生シューゲイズして歌詞に興味もやる気もなさそうに見えるナカコー*1のことを結局好きになってしまうし、やっぱり根がサブカルなのか……

 

 スーパーカーの歌詞とは正直相容れないというか、何をとりあげても「だせえ……」と思ってしまう(たしか音先だったはずだから仕方ない部分はあるかもしれないけど)。だけど妙にクセになるのも事実で、今では「この歌詞じゃなかったらスーパーカーにハマることもなかったかも」とすら思う。そんなスーパーカーの作詞を手掛けていたのがいしわたり淳治(通称・ジュンジ)だ。

 

 いまやジュンジは作詞家およびプロデューサーとして活躍しており、「元スーパーカー」という肩書きよりも、関ジャムに出てるひと、という方が伝わりやすいのかもしれない。

▲ ジュンジの連載

 

 そんなジュンジとの再会はNCT127の日本オリジナルEP『Chain』だった。〈Dreaming〉がめちゃくちゃ好きだな〜〜と思ってクレジットを見ると、そこにはJunji Ishiwatariの文字が。

 

 

ジュンジ、お前だったのか。

Dreaming

Dreaming

▲ わりと普通の歌詞書いてんじゃん……

 

 2度目の再会は、WOWOWでEXOのライブを流していたときのことだった。EXOのことを3mmくらいしか知らず、別の作業をしていたわたしの耳にとあるフレーズが飛び込んできた。

 

♪最悪なkissがしたいんだ……

 

なんて?????

 

 画面を3度見した。なんだそのフレーズは。「最悪なkiss」ってどんなキスなんだ。キスをしながら唾を吐く*2的なことなのか。

 

 気になりすぎて検索をかける。〈Electric kiss〉という曲だそうだ。クレジットを見ると、そこにはJunji Ishiwatariの文字。ジュンジ、お前だったのか……と思うと同時に、「もしかしてジュンジはわりとK-POPに関わってるのでは」という可能性に気づく。

Electric Kiss

Electric Kiss

 

 ということで、ジュンジが関わっているK-POPを調べて聴いてみる。「最悪なkiss」の時点ですでに勝てる気がしないけれど、ジュンジ、勝負や。

 

いしわたり淳治works

 めんどくさいのでWikipedia*3に載ってる曲一覧をもとに聴いていこう……と思ったけど、想像以上に曲数があって心が折れた。vsジュンジ戦、不戦敗。とりあえずプレイリストはつくってみた*4

 

 

 抜けがあったらすみません。ちなみに学生はWikipediaを信じちゃダメですよ!

 

作詞曲一覧

K
  • Sand Paper World
  • 誓い〜Waiting For Love〜
  • Shout Of Delight
  • Seeds Of Love

 

FTIsland
  • SATISFACTION
  • シアワセオリー
  • NEVERLAND

 

Secret
  • 『これくらいのサヨナラ』全3曲
  • 『WELCOME to SECRET TIME』収録中11曲

 

少女時代
  • PAPARAZZI
  • ALL MY LOVE IS FOR YOU
  • FLOWER POWER
  • BEEP BEEP
  • LIPS
  • DO THE CATWALK
  • Mr.Mr.
  • Chain Reaction
  • Show Girls

 

テヨン
  • Rescue Me
  • I Found You
  • HORIZON

 

ROMEO
  • Hide and Seek Love
  • Until the End of Time

 

SHINee
  • 1000年、ずっとそばにいて…
  • Fire
  • MOON RIVER WALTZ
  • Downtown Baby
  • Your Number
  • Sing Your Song
  • 君のせいで
  • Nothing To Lose
  • Gentleman
  • Diamond Sky
  • From Now On
  • Photograph
  • Sweet Surprise

 

テミン
  • TIGER
  • 世界で一番愛した人
  • What’s This Feeling?
  • Under My Skin
  • Better Man
  • Slave

 

キー
  • Why Are You Here

 

ジェイミン
  • Heart Theater
  • Waiting For You

 

BoA
  • MASAYUME CHASING
  • エアポートで待ち合わせ
  • 私このままでいいのかな

INFINITE
  • Dilemma

 

EXO-CBX
  • Miss You
  • Shake
  • Ringa Ringa Ring
  • Gentleman
  • Paper Cuts

 

EXO
  • Electric Kiss

 

NCT127
  • Dreaming
  • Blow My Mind

 

NELL
  • 元気でいて

 

 SMアーティスト多くない? ジュンジとSMのパイプがあるんじゃなくてたぶんavexの方なんだろうけど。残念ながら歌詞をちゃんと読む時間がなく*5通勤時にプレイリストをかけるにとどまっているけど、ジュンジ-エイベ-エッセムの華麗なるスクラム(と最近つくったLDN Noiseプレイリストの併用)によってざっくりSMアーティストをさらうことができてます。ありがとうジュンジ。

 

 そしてEXO本体はエレキス1曲だけらしく、唯一の曲でキラーフレーズを生み出してくるんだからさすがだなと思いました。

NCT127『NCT#127 NEO ZONE』活動アーカイブ

 NCTを好きになってからはじめてのカムバである正規2集『NCT#127 NEO ZONE』の活動を(インターネット上で)やんわり追っているうちにどれがどの日のどの局の何だったのかがこんがらがってきたので、ここらでパフォーマンスの動画をアーカイブしておこうと思います。供給の多さがK-POPのいいところでもあり悪い(というわけではないけど疲れる)ところでもあるなあと思う今日この頃です。

 

THE STAGE

Kick It

SQUAD&FIGHTER ver.

SQUAD ver.
  • 編集版

  • center cam

  • one take

 

FIGHTER ver.
  • 編集版

  • center cam

  • one take

 

 「THE STAGEとは?」という謎は解決されていませんが、このステージはSJシンドンのプロデュースなのだとか。

 ちなみにインタビュー等の本編はこちら。まだ全編見れてないけど、テヨンの顔をかっこよすぎて直視できないジョンウに「俺のことは気楽に見るよね?」って絡むドヨンくんのことがやっぱり好きだなと思いました。

 

SBS 人気歌謡

0308

Kick It
  • 編集版

  • Director's cut

  • Full cam

  • High angle cam

 

 この日のインガの〈序曲〉大好き。とにかくインガがジェヒョンの顔の持つ力を信頼していることがよくわかる。悠太くんめちゃくちゃヤンキーだなと思ってたら、この衣装やスタイリングは映画『クローズZERO』を意識してつくられたのだとか*1。クロゼロってすごいんですね、冒頭5分くらいしか見たことないんですけど……そろそろちゃんと見ます。

 

0315

Kick It
  • 編集版

  • Full cam

  • High angel cam

  • Side cam

  • one take

 やたらといろんな映像を出してくれている日。

 

0319

White Night

 (インガじゃなくてラジオですが)急にノリだしてマークから「え……何……」って視線を向けられるテヨンが見どころ。

 

0322

Kick It
  • 編集版

  • Full cam

  • one take

  • high angle cam

 地べたに寝転がってジョンウ・ドヨン・ヘチャンに運ばれるテヨンが見られるhigh angle camをおすすめします。

 

0329

Kick It
  • 編集版

  • Full Cam

 この日の悠太チッケムがやばい大賞2020という感じなので見てください。大型ネコ科動物……

 

KBS Music Bank

0306

Kick It
  • 編集版

  • K-Choreo

 0308のインガと同じ学ラン。

 

0313

Kick It
  • 編集版

  • K-Choreo

 

0320

Kick It
  • 編集版

  • K-Choreo

 ビジュアルの仕上り具合。個人的にヘチャンに襟足は必要だと思います。ところでストーリーにあげてたジェヒョンの襟足はどこで公開されるんですか???(見落としてたら教えてほしい)

 

White Night
  • 編集版

  • K-Choreo

 TV初披露の白夜。テ、テヨン……!前髪のあるテヨン……!

 

0327

Kick It
  • 編集版

  • K-Choreo

 

First Win Encore
  • 全体

  • Vertical ver.

 1位本当におめでとう!!!

 

MBC Show! Music Core

0307

Kick It
  • 編集版

  • Full cam

0314

Kick It
  • 編集版

  • Full cam

 

0321

  • 編集版

  • Full cam

 

0328

  • Full cam

 

 MBCのアカウントからだと編集版*2VPN変えても見れないんですよね。NAVER TVから見ろってことなのかな……と思いつつ、(いるかはわからないけど)NAVER TVとかよくわからないけど突然イリチルにハマりました!ってひと向けにYouTubeで見られるKOCOWAのリンクを貼っておきます。

 

Weekly Idol

Kick It

 

Dance Practice

 結局ダンスプラクティス大好きだよね!

 

 

*1:SHUIT(슈트) KBS2 뮤직뱅크 아이돌 'NCT127' CUSTOM SUIT : 네이버 블로그

*2:ってずっと書いてるけど放送版の方が正しいのかな

「一生ファンでいる」って念書に判子押してもいい:『NCT127 Arena Tour 'NEO CITY:JAPAN - The Origin'』

2/23(日) 武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

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バーミヤンで餃子に夢中になってたら開演5分前に滑り込み入場になったしFC抽選も終わっていたのがハイライト

 

SET LIST

  1. Cherry Bomb
  2. Come Back
  3. Limitless
  4. Chain
  5. Fly Away With Me
  6. Back 2 U(AM 01:27)
  7. City127
  8. Angel
  9. End to Start
  10. Kitchen Beat
  11. No Longer
  12. Long Slow Distance
  13. Regular
  14. Wake Up
  15. Baby Don't Like It
  16. UNDERCOVER
  17. Wakey-Wakey
  18. Good Thing
  19. Touch
  20. Heartbreaker
  21. Replay(PM 01:27)
  22. Fire Truck
  23. Superhuman

【EC】

  • Welcome To My Playground
  • Summer127
  • Highway to Heaven
  • 0Mile

 

感想

 こんなものを見たら「NCT127しか勝たんのだが?」ってイキリオタクになってしまってももう仕方がないのでは。セットリストは前回のツアーを軸に新曲を組み込んだ形となっていて、前回ツアーの映像を何度も繰り返し見ていた身でも新しいものとして楽しむことができた。

 

 NCT127のことを「K-POP界のミシュラン三つ星」と勝手に呼んでいる。顔よし曲よしスキルよし、と三拍子揃っているから。それを遺憾なく見せつけられた……だけにとどまらず、その高い期待値を軽々と超えてきた。完敗。NCT127が売れない世の中に用はない。それくらいのビッグマウスは許される。最高。

 

 個人的に一番衝撃を受けたのが歌の強さだった。バラード曲ってコンサートで魅せるのが難しいジャンルだと思うのだけど(中盤に挿入されているとそれまでのノリがリセットされてものすごく冷静な気持ちになることがある)、そこを難なくどころか「バラードが!!!ものすごく!!!よかった!!!」と言わしめるのだからすごい。特にドヨンの歌の表情の豊かさには目を瞠るものがあった。このひとこんなにうまかったのか、とひっくり返りそうになるほどよかった。そこに笑ってしまうほどうまいテイルの声が入ってきて、この両翼がいるってとんでもないことだなと。なにが怖いって、「NCT127はみんなうまい」という前提があるにもかかわらず、「うますぎる……」と思ってしまうところ。わたしの中でイリチルのボーカルは、芯となる大黒柱のテイル、色彩を加えるドヨン、縁の下から支えるジェヒョン 、隠し味のスパイスヘチャン、というイメージになりました。

 

 曲の強さにも改めて気がつけるのがコンサートのいいところ。前述のバラード曲全般のよさを噛みしめられたし、本当に捨て曲がない。すごいことです。この公演のハイライトを挙げろと言われたら〈Touch〉〜〈Replay〉!〈Touch〉の多幸感についてはもはや説明不要だけれど*1、それに続く〈Heartbreaker〉〈Replay〉の流れで「一生この空間にいたい」と思わされる上がりっぷりだった。特に〈Replay〉の"I just want to be loved"でペンライトでメンバーと客席がお互いを指すところ、歌詞の内容も相まって「あなたたちを応援しています」というのを合法的に伝えられる、それを肯定されているような気持ちになってたまらなかった。

 

 個人的に大好きな〈Dreaming〉*2はセトリ落ちしてしまって残念だったので、またどこかで聴けますように……

 

 MCや挨拶ではメンバーの日本語、特にイントネーションが明らかに上達していて、韓国語の勉強が滞りまくっている我が身を恥じた。忙しさ1万倍くらい違うのに。ジェヒョンが一生「声が小さい!」って煽ってきたんだけどハマってるのかな? 謎の男ジェヒョン……アンコールの声を気に入ったのか何回かC&Rしてご満悦だったジャニ、本当に一生かっこよくて今回めちゃくちゃ見てしまった。一応テヨンペンだけど、座席の問題もありあまり見れなかったのです。

 

 席はスタンド3階(アリーナが2階だから実質2階)下手後方列。センステの奥まったところでパフォーマンスされると下手側のメンバーが左右に配置された巨大スクリーンで見切れてしまうのと、せっかくアリトロでまわってきてくれても全く見えない(後者は会場の傾斜がゆるめなせいだと思う)。ただステージ上は近く感じたしよく見えて悪くなかった。それより問題なのは音響が……ひどい……音響死に死にの森と名付けたいくらいひどかった。アリーナとか正面だとましなのかも? ボーカルに感動したからこそしっかりした音響で聴きたい気持ちが大きい。

 

 SuperMとかDREAMとかもろもろのあれやこれやはあるけれど、NCT127が世に送り出すものに対してますます信頼しかない。そんな彼らが2nd Full Albumを!3月6日に!リリースします!!! 既にティーザーが出ていてそれがまたどれもこれも最高なので見て・聴いてください。以上宣伝でした。

 

 以上、「一生ファンでいる」って念書に判子押してもいい*3くらいのテンションでお送りしました。実際は一生とか怖くて口にできないけど、これからも日本ツアーがあれば行く程度のお茶の間ファンとしてNCT127のことを見守っていきたいのだぜ。

*1:

*2:作詞が元スーパーカーのジュンジなんだよ!!!

*3: